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ご存知ですか?日本人はとても口臭に鈍感なんです。
これは、日本人の人と人との距離の問題です。

日本人は挨拶としてのハグやキスの文化がないですよね。距離感の近いスキンシップがないので、鈍感になりがちなんです。

「パーソナルスペース」という言葉があって、自分が不快に感じない他者との物理的な距離をいうのですが、日本人はこれが広いといわれています。他人との距離が遠いので、海外に比べて、口臭に無頓着な文化になったようです。

でも確かに、意外と口臭がきつい人って身近にいませんか?

自分も口が臭いかも・・・そんな心配は、プライベートはもちろん、仕事の成果にも影響します。接客業の方は特に気になるのではないでしょうか?

どんな業種でもそうですが、お客様は口が臭いセールスマンとは喋りたくないし、付き合いたくないですよね。

筆者は、お客様の立場でそんな経験があります。

買い物に行った時に、とても綺麗な女性の店員さんなのに、口臭が強い人がいました。涙
とても残念に思った記憶があります。

自分があんな臭いを放っていたらと思うと恐ろしいです。汗

でも、そういう人の中にはきちんと食後の歯磨きもしているのに、なかなか臭いが消えなくて悩んでいる人もいるようです。気にしている人は、どんどん自信を持って人と話せなくなってしまったります。

そのような場合は原因が口の中ではないかもしれません。

 

口臭の原因が詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ!

【口が臭い!?】8つの原因と今すぐできる口臭チェック法

 

口臭の原因の90%は口の中にあると言われています。
ここでは口の中が原因である口臭対策を、セルフケアとプロフェッショナルケアに分けてご紹介します。

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セルフケア

セルフケアとは、自分でできるお口のケアです。口臭を治すためには、ここが一番基本となるものなので、しっかりと実践していきましょう。

 

歯垢について

歯垢とは、歯の表面に付着している、白くてネバネバしたものです。これは最近の塊で、プラークとも呼ばれています。
歯垢は口臭の原因になる一番初期の状態です。ですから、一番簡単に落とすことができます。

歯垢を放置してしまうと歯石になり、自分では対処できなくなりますので、歯垢のうちになるべく取り除いてしまいましょう。

 

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正しい歯磨き

基本的なことですが、口の中を良い状態に保つためには、正しい歯磨きが有効です。
なぜなら、歯垢の6割は正しいブラッシングで落とすことができるからです。今更、と思いがちですが、虫歯や歯周病になってから対処するよりずっと楽です。

筆者もこの記事を書くにあたって、初心に帰って歯磨きを見直しました。
皆さんも是非、ご自分の歯磨き方法を見直し、正しい方法で日頃から歯磨きできるようにしましょう。

 

以下4つの動画は、オーラルケア製品で皆さんご存知のサンスターが作っている動画です。
とてもわかりやすいのでしっかりご覧ください!

 

覚えておきたい歯磨きのABC

毎食後にしっかり歯磨きができれば一番いいのですが、なかなか時間が取れない方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、夜だけでも時間をかけてケアしましょう。

効果的な歯磨きのタイミングは夜です。
朝は口臭が強くなるのは、皆さん心当たりがあると思います。
これは、睡眠中は唾液の分泌が減ってしまうので、細菌の活動が活発になるためです。ですから、夜にできるだけ歯垢を落としておくことが大切です。

 

ブラッシング

ブラッシングで大事なことは、

・歯ブラシは、ペンを握るように持つ
・歯ブラシは、力を入れずに小刻みに動かす
・歯の場所によって磨き方を変える

です。詳しい磨き方は、ぜひ動画をご覧くださいね。

また、歯ブラシの替え時は、毛先が広がって来た時です。広がってしまった歯ブラシでは、丁寧な歯磨きを行なっても十分な効果が得られなくなってしまうので、定期的に交換しましょう。

こちらは、歯科衛生士さんから評価の高いオススメ歯ブラシです。

ヘッドが大きすぎず、耐久性は普通の歯ブラシの4倍といわれています。
ドラッグストアでは手に入りません!

デンタルフロス(糸ようじ)

丁寧にブラッシングをしても、歯ブラシが届かない隙間がたくさんあります。
ここが歯垢が溜まって歯石になり、後々虫歯になりやすいところです。

ですから、ブラッシングの後にフロスを使ってお手入れすれば、かなり口臭の予防効果は上がります。

歯間ブラシ

歯間ブラシもデンタルフロスと同じ用途で使います。

ただ、加齢によって歯と歯茎の隙間が大きくなっていきますので、比較的歯の隙間が大きい方にオススメです。

歯間ブラシにはサイズがあるので、初めは細いものから使ってみましょう。
無理に太いものを使うと、歯茎を傷めてしまう恐れがあります。

歯間ブラシは、何回も使えます。使い終わったら、綺麗に洗って風通しの良い所に置きましょう。ワイヤーが曲がってしまったり、ブラシが傷んで来たら交換してください。

実際に、歯ブラシとフロスを歯ブラシと併用している人は少ないのではないでしょうか。実は、歯ブラシだけでは65%の歯垢しか落とせません。

しかし、ブラッシング・デンタルフロス・歯間ブラシと全部使ってケアできると、85%の歯垢を落とすことができます。

面倒だとは思いますが、虫歯や歯周病になってからでは大変です。夜だけでも、3つの方法を併用して、丁寧にケアできるといいですね。


 

舌苔(ぜったい)

舌の表面に付着している、白い汚れのことを舌苔(ぜったい)といいます。口の中の上皮が剥がれ落ちたものや、食べかす・細菌などが付着したもので、歯垢と同じです。厚く堆積すると苦味を感じたりします。口臭の70%が舌から発生していると言われているので、口臭予防に舌苔のケアは欠かせません。

ただ、健康な人でも絶対は必ずつくものです。免疫力が低下したり、疲れていたりすると舌苔は厚くなりますが、これは一時的なものです。

いつも舌が白くなっている人は、別に原因があると考えた方が良いでしょう。

舌磨きは口臭予防になる?

舌磨きをご存知でしょうか?

口臭を気にする方は、いずれは舌磨きにたどり着くと思います。筆者も舌磨きは口臭を防ぐのに絶対に必要だし、良いことだと思っていました。しかし、最近の情報だと「舌磨きは逆によくない!」というものが多いです。

原因は、歯ブラシや舌ブラシで舌をゴシゴシと洗ってしまうことによって、舌の粘膜を傷つけてしまうことにあります。傷付いた舌が膿み細菌が増殖した結果、舌苔を悪化させることになります。

舌磨きをする際は、力を入れずに優しくなでるように磨くのが良いでしょう。

舌を思いっきり出して、歯ブラシは奥から手前に動かして下さい。

磨いた後も少し白く舌苔が残っている状態が正常です。無理をして、汚れを全て落とそうとしないようにして下さいね。一日一回で十分なので、くれぐれもやりすぎには注意して下さい。

舌苔の原因「ドライマウス症」

ドライマウス症は、口腔乾燥症とも呼ばれます。様々な原因によって唾液の分泌量が減り、口が渇く症状のことを指します。糖尿病や腎臓疾患の病気、薬の副作用が原因のこともありますが、老化やストレスによって起こることも多々あるので、誰がなってもおかしくはありません。

日本には、ドライマウスの潜在患者が800万人もいると言われています。

現代人は柔らかいものばかり食べているので、咀嚼する回数が少なくなり、ただでさえ唾液が出にくい生活環境になっています。生活習慣等で改善されることもありますから、まずは自分でできることからやっていきましょう。

こちらは後半で詳しく解説していきます!

 

プロフェッショナルケア

プロフェッショナルケアとは、自分でできない口腔ケアを専門家にしてもらうことです。歯石の除去や虫歯の治療はもちろんですが、口臭の悩みも相談してアドバイスを受けることができます。

 

歯石

歯磨きでとりきれなかった歯垢が歯石化します。歯の境目や歯ぐきの根っこは、どんなに気をつけて歯磨きをしても歯石がついてしまいがちです。

歯石除去は歯医者さんで、保険適用できます。その場合は、虫歯治療や他の検査と同時に行う必要があります。この場合は所要時間30分程度、費用は3000円ほどでできます。

単独で行う場合は、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という言い方をします。これは自由診療なので、5000円~20000円と歯医者さんによって差があります。事前にしっかりと説明を受けてからお願いしましょう。

一般的には3ヶ月に一回のクリーニングが目安ですが、歯周病が進行している人や歯並びが悪い人は2ヶ月に一回がオススメです。歯並びが良く虫歯になりにくい人は半年に一回でもOKです。

 

虫歯

虫歯の原因に、よく「甘いものを食べるから」「歯を良く磨いてないから」などと言われますが、実際には科学的に証明されているわけではありません。虫歯は唾液の量やフッ素・歯の質など、複合的な原因でできてしまうものです。

虫歯になってしまったら早めに治療するしかありません。もちろんこれが口臭の予防になりますし、早期の治療であれば歯を削らなくて済みます。

虫歯が進行してしまい、詰め物や被せ物を使う場合も、安易に安い治療法を選んではいけません。特に銀歯などは、3~5年で腐食して交換が必要になります。放っておくと、さらに虫歯や口臭の原因になりますので、オススメできません。

セラミックは見た目も綺麗ですし劣化もしませんが、保険適用外なので3~5万はかかります。

筆者は虫歯になりやすいのでこれも経験がありますが、しっかりした歯医者さんと出会って、説明を受けセラミックにしました。4万ほどかかりましたが、見た目にも全くわからないので満足しています。

セラミック以外にも、歯医者さんによっていろんな材料を揃えていると思いますので、

値段と歯医者さんと良く相談して決めてくださいね。

 

歯周病

歯周病には、大きく分けると歯肉炎と歯周炎があります。

歯肉炎は、歯と歯茎の間が腫れている状態で、触ると出血することもあります。この段階で治療を始められれば、適切な治療を行い元の状態に戻すことも十分できます。

歯肉炎がひどくなると歯周炎になります。歯周炎は歯茎の奥まで炎症が進行し、歯を支えている繊維や骨まで壊されてしまいます。ここまでくると外科手術や抜歯など大掛かりな治療になってしまいますし、10年、20年と付き合っていかなければなりません。

①~③全てに共通するのが歯垢の除去です。歯垢を減らすことで全てが改善されますし、歯垢を除去するには唾液を増やすこと、唾液を増やすためには口を乾かさない習慣が必要です。

  

 

 

口を乾かさない習慣を作る

そもそも、口の中が乾くことで舌苔の中にいる細菌の活動が活発になり、歯垢・歯石や虫歯、歯周病になりやすい状況を作り出しています。そのため、口を乾かないようにする努力や習慣づくりが有効です。ドライマウス症の人も、下記の方法で改善することができます。

・水を飲む

唾液の9割以上が水でできています。唾液をたくさん出すためにも水分摂取は欠かせませんし、口が潤っていることで口臭を抑えることができます。

お茶ですとカフェインが含まれるので、唾液の分泌が抑制されたり、利尿作用で水分が体外に出ていきやすくなってしまいます。ジュースですと、ジュースに含まれる糖分が口の中をねばつかせてしまいます。飲むのは水が最適です。

・シュガーレスガムを噛む

食事以外の時に、唾液で口の中を潤すのに有効です。キシリトールガムは虫歯を予防する効果もありますから、愛用する方も多いようです。また、ガムは柔らかいものより固いものがオススメです。噛み続けると顎が疲れてしまいますから、舌の上で転がすようにすると良いでしょう。

ガムではありませんが、おしゃぶり昆布もオススメです。噛まずにしゃぶっていると唾液腺が刺激されます。

・舌の体操、顎を動かす

人が見ていない時は、舌を出したり引っ込めたり、大きく左右上下に動かしてみましょう。口を閉じていても、舌を大きく動かしていると唾液が出ます。口を大きく開けたり閉じたりするだけでも唾液が出るのがわかると思います。ぜひやってみてください。

・唾液腺を刺激する

唾液腺は3つあるのですが、サラサラの唾液を作っているのが耳下腺という所です。

場所は、左右の耳の少し手前、奥歯の少し上のあたりです。親指以外の4本の指を当てて、グリグリとマッサージして下さい。口が乾いたなぁと感じたらやってみましょう。

・良く噛んで食べる

前述した通り、現代人は硬いものを食べなくなっているので、咀嚼数は減っています。意識して噛む回数を増やしましょう。飲み込むまで30回を目安にして下さい。唾液がたくさん出ると、食べ物と唾液が良く混ざります。これにより口の中に食べカスが残りにくくなるので、口臭予防のにつながるのです。

 

まとめ

口臭を治すためには・・・

・正しい歯磨きを行う!
・ブラッシングだけでなく、デンタルフロス・歯間ブラシを併用する!
・セルフケアで改善しなければプロに頼る!
・お口が乾かない習慣を作る!

いかがでしたか?
口臭の治し方は、意外にも基本的なことが多いです。ですが、基本が一番大事です。
筆者は歯医者さんが大嫌いですが、口臭が強い上に歯が抜けることを考えたら
歯医者さんに行こうという気持ちになりました。笑

皆さんも、勇気を出して定期的にクリーニングに行き歯石を除去しましょう。
虫歯や歯周病の疑いがある場合は、一刻も早く歯医者さんにいきましょう!

 

 

 

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