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お通夜や告別式に参列する際
必ず持参する香典。

知っているようで意外と知らないのが
金額の相場ですよね。汗

多すぎても気を使わせてしまいますし
逆に少なすぎては失礼です。

実は、香典の金額は
相手との関係性や立場などによっても
変わってきます。

そこで、この記事では
香典の相場や気をつけることに関して
まとめてご紹介します!

昨今の葬儀事情を踏まえた上で
お伝えしますので、
参考にしてみてくださいね。

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香典とは?

聞いたことあるけど、
意味を知らない方も多いのではないでしょうか?

香典の歴史

香典とは、死者の霊に手向ける料(代金)を
包むものとされています。

元々は「香奠」という字が
用いられていました。

「香」は霊前にお供えする香・線香を表し
「奠」はお供え物という意味合いがあります。

かつての葬儀では、
遺族が近隣の人に食事を振る舞う
習慣がありました。

しかし、食事を振る舞うことは
金銭的に大きな負担になったので
食事のための米や野菜などの現物を
弔問客が持ち寄るようになったのです。

この風習は、戦後から
現物→金銭に変わります。

現代では香をはじめ
葬儀に関わる一切を喪家が揃えるため
弔問客はその料として現金を包み
霊前に供えるようになりました。

香典はいつ持っていく?

香典はお通夜か葬儀・告別式の
どちらかで持参し、受付に渡します。

受付がない場合は
礼拝の時に霊前に供えるか
もしくは遺族に手渡する形式が一般的です。

持参する時はふくさや小さな風呂敷などで包みます。

そのままバックやポケットなどに入れて
持ってくることは避けましょう。

お通夜と葬儀・告別式のどちらで
香典を渡すかについては
実は明確な答えはありません。

「全日本冠婚葬祭互助教会(全互協)」が
平成28年度に行ったアンケートによれば

香典を「通夜に持参」と「告別式に持参」
の割合は73:27であり

お通夜に持参する傾向が強くなっていると言えます。

しかし、地域によっても考え方は異なり

一般的に都市部では
「通夜に持参」する傾向が強く
地方では「告別式に持参」する傾向が強いです。

ただし、北海道・九州では
「通夜に持参」する人の方が多いなど
地域差は生じています。

いつ持って行くかに関して
疑問があれば、地域の人の相談して
決めると良いでしょう。

お通夜・葬儀に出席できないときは

様々な事情でお通夜や葬儀に出席できない時は
お悔やみの言葉と
参列できないお詫びをつづった手紙を添えて
香典を郵送します。

できるだけ早く現金書留で
送るように手配しましょう。


香典の相場

香典の金額は
故人との関係性や立場によって変わってきます。

目安としては下記のとおりです。

祖父母    :1~5万円
両親     :5~10万円
兄弟姉妹   :3~10万円
おじ・おば  :1~3万円
上記以外の親戚:5,000~2万円
職場関係   :5,000~1万円
友人やその家族:5,000~1万円
顔見知り程度 :3,000~1万円

金額に幅があるのは
地域の風習や年齢などによっても
金額が変化するからです。

香典は多ければよいというものでもありません。

いただいた側に葬儀があった場合、
遺族は同程度の金額を返す必要がありますので
あまりに高額ですとかえって負担になってしまいます。

金額は故人との関わりや
地域のしきたりなどによっても変化します。

上記の金額は参考程度に留め、
不安であれば周囲に相談しながら
金額を決めると良いでしょう。

以前に相手から親族に香典を頂いている場合は
その金額も参考になります。

なお、ビジネス関係で
取引先の社員や役職者に
個人名ではなく会社として代表者名で
香典を出す場合は
上司に金額を相談しましょう。


香典で気をつけること

香典で気をつけることはいくつかありますので
順番にご紹介しましょう。

4と9は使わない

香典の金額を設定する際
4と9は必ず避けます。

4は死を9は苦しみを連想させてしまう
数字なので、ふさわしくないと
考えられているのです。

金額は1・3・5・10の
数字にすることが一般的とされています。

なぜ1・3・5・10なのかは
明確な理由はありません。

日本の古くからの風習に適っているので
これらの数字を使うことが基本です。

新札は使わないほうが良い

香典に包むお札は、
新札ではなく使い古した紙幣を入れるのが
一般的です。

故人が亡くなることを
予期していて、お札を準備していたと
遺族に思われないようにする配慮です。

また、新たな不幸を招かないようにという
願いが込められている
しきたりとも言われています。

ただし、現代では
あまりこだわらないという地域もあるので
一概に新札ではダメというわけではありません。

しかし、新札よりも古いお札を包むものと
考えている地域は多いですので
一般的には古いお札を包むようにした方が
無難でしょう。

どうしても新札しか手元にないという場合は
二つ折りにしてから袋に入れるようにします。

お札の向きを揃える

香典袋に入れるお札、は向きを揃えます。

顔のある方が見えないように
裏が見えるようにして包むことも基本です。

お札にも表と裏があり
人物が描かれている方が表
人物が描かれていない方が裏にあたります。

現代ではお札の裏表を気にしないという方もいますが
気にする人は気にされるので
配慮しましょう。

中袋にお金を入れ外包みで包む

香典は中袋に現金を入れ、外包みで包みます。

この時の包む向きにも注意することが大切です。

まず外包みを開き、内面が表にでている状態にしたら
中央に中包みを置きます。

この時、中包みの背面が
表にきている状態にすることがポイントです。

次に外包みを左、右、下、上の順で被せ包み終えます。

最後に水引きの中に戻せば完成です。

不祝儀袋について

不祝儀袋は、お悔やみの気持ちを表わす
お悔やみ金を包む袋です。

不祝儀袋は相手の宗旨に
添ったものを選びます。

訃報を受けた際は
相手の宗派を調べ
間違えないように注意しましょう。

なお、香典袋の表書きは
「涙で濡れてしまった」という意味で
薄墨で書くことが基本です。

中袋には住所、氏名、金額を書きます。
金額は漢数字で書きましょう。

「壱」「参」などの大字を使いますが
普通の漢数字でも問題はないです。

●仏式

白黒・双銀の結びきりの水引を用います。

蓮の花が描かれたものを
見たことがある方がいるかも知れませんが
蓮の絵柄は仏式専用です。

表書きは「御霊前」「御香典」などを使います。

宗派がわからない時は
「御霊前」と書くことが多いです。

●神式

白無地の双銀の結びきりの水引を使います。

蓮の花が描かれたものを使うことは誤りなので
間違えないように注意しましょう。

表書きは「御霊前」「御玉串料」「御榊料」
などを使います。

●キリスト教式

キリスト教式の場合は水引はつけません。

十字架や白ユリの花が描かれた
キリスト教用の不祝儀袋
または白無地袋に入れます。

表書きは「御花料」です。

カトリックの場合は「御ミサ料」と
書いても良いとされています。

●無宗教式

特に決まった形式がなく
白無地袋で構いません。

水引はつけてもつけなくても
どちらでも構わないとされています。

表書きも決まっておらず
一般的には「御霊前」を
使う場合が多いです。

連名ではなくなるべく個人で渡す

香典返しや挨拶状で遺族側を悩ませないためにも
香典は連名ではなく個人で渡したほうが良いでしょう。

やむおえず連名で出す場合も
最大3名までとすることが一般的です。


まとめ

いかがでしたか?

香典マナーや歴史、金額について
お分りいただけましたでしょうか。

故人との最後のお別れの場に持参する香典。

マナーを把握して守ることで
遺族側になるべく負担をかけずに
弔いをすることができます。

繰り返しになりますが、

金額に関しては特にわかりづらい部分ですので
こちらで紹介した相場を目安として
多すぎず少なすぎない額を持参しましょう。

4や9を避けたり
お札の向きを揃えるなど

細かいことですが、そういった小さなことで
気遣いや思いやりが伝わります。

喪家はお通夜やお葬式で
ただでさえ気が張っているはずです。

こちらの不手際で
気分をさらに落とさないよう
細心の注意を払って
香典をお渡ししましょう。


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