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大学生や社会人になったころから、
お葬式に出席する機会もぐんと増えますよね。

特に初めてお葬式に出席するとき
「男性は黒いスーツを着ればいいんだよね」
ぐらいの知識はあるものの…。

実際スーツや服装小物を選ぼうとすると
「????」
が頭になかにたくさん浮かんできませんか?

そんな男性のお葬式の服装
まとめてみました!

それでは、どうぞ!

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男性版お葬式に参列するときの服装の選び方

お葬式の服装選びのチェックポイント2つ

実はお葬式に参加するときの服装は
それぞれの立場や場所によって
ふさわしいものが違うこと、
知っていましたか?

①参列する式は通夜?葬儀・告別式?

お葬式に参列することになったら
自分が参列する式の種類を確認しましょう。

一般的にはお葬式は
1日目の夜に通夜、
2日目の昼に葬儀・告別式

が行われます。

・通夜

1日目の通夜は、一般的に18時頃から行われます。
仕事関係・近所の方・友人などが駆け付け
お別れをする会です。

通夜は、葬儀・告別式の前段階で、
「取り急ぎ行うお別れの会」という位置づけです。



・葬儀・告別式

2日目の葬儀・告別式は日中に行われます。
家族や親族、故人と特に関係が深かった関係者
(仕事関係・友人など)が
故人と最後のお別れをする式です。

自分がどちらに参列するのかによって選ぶ服装が
違ってきますので必ず確認しておきましょう!

通夜と葬儀・告別式について、こちらでもご紹介しています。
→リンク
【葬儀・告別式・通夜の違い】参列者が知っておくべきそれぞれの意味

【葬儀・告別式・通夜の違い】参列者が知っておくべきそれぞれの意味

②あなたは遺族?参列者?

お葬式の服装は、自分が故人から見て
遺族なのか?参列者なのか?によって
服装の選び方が変わります。

簡単な見分け方をご紹介します♪

・故人にとって三親等以内→遺族
・故人にとって三親等以外・血縁はない→参列者

です。

式の種類と立場で服装を決める

・通夜の男性の服装

遺族は礼服を着用しましょう。

参列者は礼服・ダークスーツを着用しましょう。

以前は、「お通夜には喪服(礼服)を
着ていってはいけない」
というルールがありました。

それは、
「人が亡くなることを予測して準備したようで不吉」
という理由からでした。

でも、最近の通夜は亡くなったその日のうちに
行われることが減りました。

さらにいろいろな通信手段ができて、
お通夜のお知らせもすぐ来る時代。

時代の変化に伴い、礼服で出席する人も増え、
マナー違反とは言われなくなりました。

もちろん昔通りに、ダークスーツでの出席もOKです。

さらに本当に時間がなかったとき、
急なお知らせだったときは
平服での参列もマナー違反ではありません

・葬儀・告別式の男性の服装
遺族は礼服を着用します。

喪主の場合、礼服が主流ですが、
和服の黒紋付正礼装のモーニングスーツ
準礼装のディレクターズスーツを
着ることもあります。


参列者も礼服です。

葬儀・告別式は通夜から一夜明けて行われます。

準備の時間はしっかりとれる日程ですので
必ず礼服を着用しましょう。



・お葬式の男性の服装一覧

ちょっと複雑なのでこちらに一覧表を用意しました♪
自分の参加する式、立場を確認したら、この表を使って
服装を選んでくださいね。


男性用礼服について知ろう

男性の礼服は日本独自のもの

実は男性がお葬式に着ていく服の一つ、
「礼服」は日本独自のものだとご存知ですか?

一般的にスーツを着るようになったのは
昭和に入ってから。

スーツは欧米から入ってきたものですが、
欧米と日本では、
冠婚葬祭の時の宗教観の違いや考え方が違います。

昭和に入ってから、日本基準の冠婚葬祭に合うスーツ
「礼服」が生み出され定着してきました。

礼服とはどんなもの?

礼服とは、冠婚葬祭の場に
敬意を表すために着る黒い衣服のこと。

スーツ売り場では

・礼服
・ブラックスーツ
・フォーマルウエア

という名前で販売されていますよ。

シングル?ダブル?

スーツにはシングルスーツと
ダブルスーツがあります。

礼服にも、シングル・ダブル両方あります。

特に決まりはありませんのでお好みのもの、
長く使えそうなものを選んでくださいね♪

※シングルスーツとダブルスーツの違いは
ボタンのつき方です。

シングルスーツは前のボタンが一列、
ダブルスーツは2列です。

↓シングルスーツ

↓ダブルスーツ


ベストは着るの?

ベストはおしゃれの一部とみなす見方もあるので、
ベストを着るのは慶事のときだけにしたほうが
良いようです。

絶対に着てはいけないという規定はないのですが
多くは、お葬式ではベストはなしにして
着用することが多いようですよ。

ビジネス用の黒いスーツとはどう違う?

「黒いスーツならOK!」
と思っている方も多いのではないでしょうか?

筆者もそうでした・・・

「ブラックスーツ」という呼び名でも呼ばれる礼服ですが、
ビジネス用として売られている黒いスーツとは
違うので注意してください。

その違いは…

・同じ色でも黒の種類が違う

黒のビジネススーツはスーツ生地自体に光沢があり
光の中で見ると少し薄め、もしくは浅めの黒に見えます。

礼服は光沢がない深めの黒です。

「漆黒」「墨黒」「スーパーブラック」とも呼ばれる特別な
黒を使用しています。
光の中で見ても真っ黒です。

葬儀、告別式に行くと、
男性はほぼ礼服を着用しています。

その漆黒の団体の中で、
自分だけ浅い黒のビジネススーツを
身に着けていると、結構目立つので注意です。

・柄はなく無地の生地

礼服の生地に織柄は入っていません。
漆黒の黒で無地の生地を使っています。

・ズボンの裾はシングル

礼服のズボンの裾はシングルと決まっています。

ダブルは折り返しがあるため、
「繰り返す」ことを連想させてしまうからです。

※パンツのシングル・ダブルとは、
パンツの裾に折り返しがあるかどうか。

折り返しがないのがシングル、
折り返しがあるのがダブルです。



・ジャケットの裾はノーベント

ビジネススーツは、
動きやすさや機能性向上のため、
後ろ見ごろの裾に「ベント」という切れ目が
入っていることが多いですよね。

礼服の場合は、労働のための服ではないので
ノーベントが基本です。

↓センターベントありのスーツ


通夜にダークスーツで参列する場合

ダークスーツとはこういう服装!

ダークスーツは、ビジネススーツの中でも
暗い色でシックにまとめたスーツのこと。

遺族ではない場合、
通夜ならダークスーツで参列できます。

礼服が用意できないときや、会社帰りにも便利です。

色について

黒、グレー、紺の3色が基本です。
なるべく暗い色のものを選びましょう。

柄について

遠目に見ればわからないぐらいの
格子やストライプが織り込まれている
ビジネススーツは多いですよね。

そのようなさりげない柄ならOKです。

ぱっと見てわかる柄のものは
避けたほうがいいでしょう。

無難にまとめるなら、
無地のものをチョイスしておけば間違いありません。

シングル?ダブル?きまりはあるの?

ダークスーツは、シングルかダブルかという
決まりはなく、どちらでも問題ありません。

セットアップがオススメ

ダークスーツはジャケットとパンツが同じ布です

パンツが違うものはカジュアルスーツとみなされます。

カジュアルスーツも、平服で参加OKという点では
NGではありません。

しかし、通夜のためにスーツを選ぶなら
まずは上下がセットになっているものを
選ぶほうがきちんとして見えます。

またツーピース、スリーピースどちらもOKです。


ズボンの裾について

礼服のスーツにならうと、
「繰り返す」という意味を避けるため
シングルのほうがより理想的ではあります。

ですが、ビジネススーツは全部ダブルにしている、
という方もいると思います。
その場合はダブルでもOKです。


通夜に平服で参列する場合

急なお知らせで準備をする時間がなかった場合、
通夜に平服で参列することもあると思います。

その場合はせめて失礼に当たらない気配りをして
会場に向かいたいですね。

できることは、

・ジャケットは必ず羽織る
・ショートパンツは避ける
・サンダルなどではなく
シンプルな革靴に履き替える

などです。

平服での参加はいけないことではないのですが、
フォーマルな場にふさわしくない服装は
極力避けて参列してください。


男性版お葬式に参列するときの服装小物

お葬式のスーツについて解説してきましたが、
どんなシャツ、ベルトを着けるかなども知っておくと
スマートに参列できそうですね。

シャツ

白い無地のシャツが正式です。

礼服を身に着けるときは必ず白い無地の襟付きの
ワイシャツを着用してください。

お通夜にダークスーツで参列する場合もできれば、お近くの
量販店などで無地の白いシャツを購入して、
さっと着替えるほうがいいでしょう。

ネクタイ

ネクタイは黒の無地を着用します。

ニットタイや、ループタイはNGです。

ダークスーツの場合でも、基本的には
柄の入っているものや色物は避けてください。

また結び方は、プレーンノットという
一番シンプルな結び方で。

結び目の下にくぼみ(ディンプル)を作らず結びます。

黒無地のネクタイは100円ショップやKIOSKでも
販売されていることが多いので、
急ぎの時は探してみてくださいね。

ネクタイピン・カフス

ネクタイピンやカフスは基本的には着けません。

ただし、カフスは黒い石でできた葬儀用のカフスを
お持ちでしたら使用することができますよ。

靴下

靴下は無地の黒です。

これもコンビニや量販店で売っていますので、
必ず履き替えていきましょう。

ポケットチーフ

ポケットチーフは黒無地のものなら良いようですが
つけなくてもいいものです。

葬儀用のものがないときは外しておきましょう。

ベルト

ベルトは、模様のない黒のシンプルなもの、
金具もシルバーなど、地味なものを着用しましょう。

靴は、黒で装飾のない革靴を選びましょう。
サンダル、スニーカーはフォーマルな場にはふさわしく
ありません。

また、革靴は光沢のないマットな質感の
革靴にしてください。

つま先は内羽のストレートチップか
プレーントゥのものが良いでしょう。

※ストレートチップ・・・つま先に横一文字の
革の切り替えのラインが入ったデザインのこと。

※プレーントゥ・・・つま先にラインなどの
飾りがないデザインのこと。

フォーマルシーンには、この2つがふさわしいとされています。
金具のついているものはNGですよ。

また、お葬式では殺生を想起させるものを避けるため、
アニマル皮の型押しのものなども控えましょう。

アクセサリー

男性は結婚指輪と腕時計のみにしてください。

腕時計も、装飾が目立つものや、
金のものは外してポケットにしまっておきましょう。

香水はつけない

香水はおしゃれのためにつけるものです。

悲しみの場に香りをまとっていくことはできる限り避け、
遺族の気持ちに寄り添ってあげましょう!

男性の場合、カバンを持つ必要はありません。

もし持つ場合は、光沢のない
黒無地の男性用ハンドバッグや
セカンドバッグが良いでしょう。

金具が目立つところにあるもの、
ブランドのロゴが大きく乗ったものはNGです!

また殺生を連想させるものは
持ち込まないのがマナーです。

クロコダイルやバックスキンのものも
避けてくださいね。

お仕事帰りに駆けつける場合、
大きめのかばんは駅のコインロッカーに預けて、
100均などで調達した黒無地の小さな紙袋だけに
してしまうのもスマートです。

携帯電話はマナーモードに

通夜、葬儀の場で、携帯電話が鳴るのは
気持ちのいいものではありません。

当たり前ですが、遺族の方のご挨拶中や
お経の途中で鳴らないように
必ずマナーモードにしておきましょう。

電話対応は、会場の外に出て通話をするようにしましょうね。


男性版お葬式に参列するとき髪型

最近は、男性の髪形も様々な個性がありますね。

お葬式に参列するときはどんな髪型がいいのでしょうか?

ショートの場合

ショートの場合は、清潔感のある
すっきりしたスタイリングを心がけましょう。

前髪が長すぎる場合は、
耳にかけるなど工夫してくださいね♪。

また、整髪料を使うことはいいのですが、
ジェルでテカテカさせたり、ソフトモヒカンのように
ツンツンにするのは避けてくださいね。

お葬式の場では、そういったオシャレは禁物です。

ロングの場合

髪が長めの方は、結べるようなら黒のゴムを使って
後ろで一つ結びにしましょう。

清潔感は大事です。

お辞儀をしたときに、サイドの髪が落ちてこないように
耳にかける、ジェルで固めるなど工夫しましょう。

金髪や派手なカラーが入っている場合

髪色は、できるだけ自然に近い黒か茶がいいのですが、
たまたまその時派手なカラーだったということも
ありますよね。

急なお葬式やお通夜の場合は
美容院での対応が間に合わないことも多いでしょう。

その場合は、髪色戻しのスプレーで
一時的に髪色を暗くするという手もあります。

↓このようなもので、ドラッグストアなどでも売っています。

筆者は叔母の葬儀の時、
たまたま金のブロックメッシュを入れておりました。

家族に相談したところ、
厳しい親戚も多いのでよくないだろうということになり、
通夜の前日、自宅で白髪染めを使い
真っ黒に染め直しをさせられました。

とほほ、な思い出です…。

でも「大好きだった叔母の葬儀に黒髪で出たことは
叔母の名誉のためにもよかった」と懐かしく思い出します。


まとめ

いかがでしたか?

お葬式に参列するときの服装の選び方
について書いてきましたが、
心配なことは解消できましたでしょうか?

お葬式の男性のお葬式の服装まとめますと・・・

・遺族は通夜、葬儀、告別式ともに礼服を着用
・参列者は通夜はダークスーツでも大丈夫。
急な知らせの時は平服でもOK

・黒のビジネススーツと礼服は違うもの。
葬儀・告別式には必ず礼服で。

・服装の小物は黒無地、シンプルなもので統一。
・シャツは無地の白。
・髪型はすっきり清潔なスタイルで。

参考になりましたらうれしいです。


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