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皆さんは、お葬式と聞くと
どのような形式を思い浮かべますか?

一昔前は2日間に渡って
執り行われるものと考えられていましたが
近年、お葬式のやり方も大きく変化しました。

特に最近増えてきているのが
「直葬」です。

みなさんは、聞いたことがあるでしょうか?

この記事では、直葬がどのようなものなのか
詳しくまとめてみました。

直葬が気になるという方は
ぜひチェックしてみてくださいね!

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直葬とは?

直葬とは「ちょくそう」と読みます。

通夜式や告別式などを行わず
ごく親しい人のみで
火葬だけを行う葬儀をさします。

最近では近所付き合いも減りましたよね。

昔は葬儀と言えば
故人と社会がお別れするものという認識でしたが
近年では家族のものという意識が強まりつつあります。

シンプルながら
家族でゆっくりと見送ることができる直葬は
近年人気が高まっているのです。

ある統計によれば葬儀社が携わる葬儀の内
6件に1件は直葬であるとも
言われています。

特に東京や大阪などの
大都市では直葬を選ぶ人が多いです。
地方でも選ぶ人が増えているので
全国的に浸透しつつあると言えます。

なお、家族葬と混合されている方が
時々いらっしゃいますが
家族葬は身内だけで見送る小さなお葬式であり
直葬とは違います。

家族葬についてはこちらをご覧ください。

最近増えている家族葬とは?費用の相場と知っておくべき内容


直葬がなぜ人気なの?

直葬が人気を高めている主な理由は3つあります。

費用が安く済む

1つ目は経済的な理由です。

直葬ならば、お通夜や告別式を行わないため
葬儀にかかる費用を
最小限に抑えることができます。

格差社会の影響もあり
高額な葬儀代金を負担に感じる人は多いです。

身内が亡くなるということは
突然のことも多いです。
そんな中、すぐに葬儀費用を用意するというのは
大きな負担ですよね。

遺族が経済的に大きな負担に感じることなく
弔いをできるということから
直葬は人気を高めています。

実際問題、高額な費用を
用意したくてもできないこともあるでしょう。
費用面に魅力を感じて
直葬を決断する人は少なくありません。

葬儀よりも生きている人にお金を使うほうが
故人も喜ぶのではないかという意見もあります。

現代に適した弔いの仕方と言っても
過言ではないでしょう。

参列者への対応が不要

2つ目は参列者への対応が不要であるからです。

直葬は少人数で行います。

受付などの人を手配したり
大勢の参列者の対応に気疲れなどをしなくてすむ
という点も人気がある理由です。

また仕事を引退していて
付き合いのある人が減っており
参列者が少ないなどの理由から
一般的な葬儀を執り行う必要性を
感じないから直葬を選ぶという人もいます。

時間がかからない

3つ目は時間が短くてすむからです。

何かと忙しい現代人。
葬儀のために丸2日時間を割くことが
難しい人も多いです。

直葬であれば、火葬のみなので
葬儀に必要な時間は
最小限で済みます。

また遺族が葬儀の準備に
追われる心配もない
ので
ゆっくり故人とお別れができる
という点も評価されています。

葬儀に対する考え方が変わってきたことが
直葬の人気を高めていると言えるでしょう。


普通のお葬式との違い

普通の一般的なお葬式との違いを
整理してみましょう。

普通のお葬式は1日目にお通夜
2日目に葬儀・告別式と火葬を
大勢の参列者とともに行います。

直葬の場合は家族や身近な人など
少人数で、基本的に火葬を行うのみです。

関わる人数が異なりますので
費用なども違いがあります。

普通のお葬式よりも
直葬の方が費用や安くすむことが多いです。

なお、日本の法律上
死後24時間以内は火葬をしてはいけない
と定められているので
直葬であっても安置が必要となります。

そのため、むしろ直葬の方が
葬儀の準備などに追われないので
火葬前に故人とじっくり
お別れをすることができるという利点もあります。

近年は直葬以外にも
家族葬や密葬など
様々な葬儀の方法がありますので
間違えないようにしましょう。


直葬の流れ

普通のお葬式の場合は
納棺の後お通夜、葬儀・告別式が行われて
火葬になりますよね。

対して直葬は
お通夜、葬儀・告別式を行わずに
火葬へと進みます。

直葬は火葬のみで済ますシンプルなものと
必要なものをオプションでプラスするものに
二極化していると言われているのです。

中には四十九日法要などを
オプションで選択される方もいます。

なお、後から「きちんとお別れの挨拶がしたかった」と
感じる方を出さないためにも
亡くなってから1~2週間以内に
はがきか封書で挨拶状を送付することがおすすめです。

訃報を知った後で
バラバラに弔問を受けることを避けるためにも
お別れ会を別途開催する方もいます。

お別れ会を開催する場合は
その日時などを挨拶上に記載しておくと
スムーズに対応することが可能です。


直葬の費用相場

葬儀に関わる費用の全国平均は195万円ですが
直葬なら20~30万円程度で執り行うことができます。

もちろん直葬も
各葬儀社によって
サービス内容が異なりますので
平均よりも安い金額のプランもあれば
高い金額のプランもあります。

ほとんどの場合
一般的な葬儀よりも
費用が安いです。

なお直葬の場合は
香典は一切受け取りません
ので
気をつけましょう。


直葬のメリットとデメリット

直葬を行う主なメリットは次の3点です。

・費用が抑えられる
・時間が短くてすむ
・参列者の対応などが不要

主なデメリットは下記があげられます。

・親族の許可が必要
・参列希望者へは別途対応が必要
・菩提寺へ納骨できない可能性あり

デメリットと対策方法について詳しく見てみましょう。

直葬を行うことに
親族の同意が必要というわけではありませんが
後々のトラブルを避けるためにも
親族の許可は必要です。

もし直葬を行うならば早めに伝えておき
必要があれば話し合いをしておくことを
おすすめします。

また、参列希望者には別途対応する必要があります。

友人・知人がたくさんいて
参列希望者が多いようであれば
直葬後に弔問の機会が増えてしまい
返って遺族の負担になることもあるのです。

参列希望者が多い方の場合は
一般的な葬儀で
2日間時間をかけた方が
遺族の負担が少なくてすむということもあります。

また、お付き合いのある菩提寺がある場合
直葬への理解があるか
確かめておくことが必要です。

宗教的儀式を省いた直葬を選び
関係が損なわれると
納骨を断られてしまうケースもあります。

事前に菩提寺に相談しておくことが大切です。


直葬を行う場合の注意点

直葬を選ぶ方が増加傾向にはありますが
存在を知らない人も少なくありません。

直葬を選ぶと年配の親戚から
お別れできなかったとして
非難されることもあるので
注意しましょう。

葬儀は、縁が遠くなっていた親戚が
一同に集まり故人とのお別れを行う場でもあるため
家族の意向のみで直葬を選ぶと
理解を得られずわだかまりを
残してしまうこともあります。

故人との最後の別れの場です。
縁が薄くなっていたとしても
このようなことは避けておいたほうが無難です。

直葬を行いたい場合は
事前に、親族と相談をしておくことを
おすすめします。

また、葬儀には
故人を弔うと同時に
残された遺族の心のケアを行う役割があり
葬儀・告別式などの儀式を通して
心の整理がつくことで
前を向いて進んでいけるという利点もあります。

後々後悔しないように
本当に直葬で良いのか
よく考えてから選択することが大切です。

葬儀は突然必要になる場合が多いですが
少子高齢化などの影響もあって
葬儀社に事前相談をされる方も増えています。

その人らしい葬儀を実現するためにも
家族や親族で機会を設けて
葬儀に関して話し合いをしておいたり
不安な点は葬儀社に相談することを
しておくと良いでしょう。


まとめ

直葬は普通の葬儀と比べて
費用の負担が少ない
時間がかからないなど
様々なメリットがあります。

ただしデメリットもあるので
選ぶなら後悔しないように
よく気持ちを整理しておくことがおすすめです。

近年では直葬は全国的に
浸透していますが
知らない人はまだまだ多いので
気をつけましょう。

一番大切なのは
故人を弔う気持ちです。

気持ちがこめて故人をお見送りできるなら
どのような形式を選んでも
良いのかもしれませんね。

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