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日本酒のカロリーは?賞味期限は?
【日本酒のおつまみ26選】スーパー・コンビニ編!

お酒初心者にとっては、
日本酒ってハードルが高く感じませんか?

「日本酒はまずい!」
「悪酔いする!」
「おじさんの飲み物!」

こんな印象がある方も
少なくないのではないでしょうか?

筆者妄想だったのですが、
美味しい日本酒に出会い
とても衝撃を受け日本酒の勉強を始めました。

日本酒は日本の誇るべき文化です。
日本人の皆さんには、
より美味しい日本酒を知っていただきたい!
という思いがあります。

日本酒は奥が深く、
種類がたくさんあって複雑です。
まずは、日本酒がどんなものか
ゆっくりと知っていきましょう!

難しいところもありますが
気楽にご覧くださいね。

それでは、どうぞ。

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特定名称酒と日本酒

日本には、酒税法というものがあります。
お酒に税金をかけるため、お酒の製造や
販売について定めている法律です。

この酒税法の中で、日本酒の清酒は
原料、製造方法などの違いにより
8種類に分類されています。

この8種類の日本酒を「特定名称酒」といいます。
日本酒の中で上級とされています。

特定名称酒以外の清酒を「普通酒」といい
一般に流通している日本酒の大部分は
普通酒に分類されるものです。

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清酒って?

こちらは「清酒って何?」と思った方だけ
よく読み進めてみてください。

三 「清酒」とは、左に掲げる酒類をいう。
(略)

イ 米、米こうじ及び水を原料として
発酵させて、こしたもの

ロ 米、水及び清酒かす、米こうじその他
政令で定める物品を原料として発酵させて、
こしたもの(イ又はハに該当するものを除く。)。
但し、その原料中当該政令で定める物品の
重量の合計が米(こうじ米を含む。)の重量を
こえないものに限る。

ハ 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの

簡単にいうと、清酒とは原料にお米、麹、水
その他決められた原料使っていて
濁っていない透明なお酒のこと
ですね。

覚えなくても問題ありません。笑


特定名称酒の種類は8つ!

日本酒を学ぶ際に
知らずに通れないのがこの「特定名称酒」

特定名称酒は、原料・お米の磨き具合、
麹米の使用割合、醸造アルコール使用量

により、8種類に分類されます。
お米の磨き具合を、「精米歩合(せいまいぶあい)」といいます。

※精米歩合とは?
精米歩合も、日本酒には
とても大事なところです!

精米歩合とは、日本酒の製造に使う
米の芯の部分の割合のこと。

私たちがお米を食べる時に、玄米から周りを削って
白いお米にしますよね。
同じように、お酒を作る時もお米の周りを削ります。
精米歩合とはこの削り具合のことですね。

精米歩合の数字が低ければ低いほど
周りを削っていて、手間がかかるので
高級になお酒になります。

原料がお米・麹・水だけ:純米酒
玄米を4割削ったもの:純米吟醸酒
玄米を半分以下まで削ったもの:純米大吟醸酒

精米歩合が低いほど、スッキリと華やかで、ライトな味わい
精米歩合の数字の高いほど深み、香り、重みがある味わいとなります。



さて、特定名称酒の8種類は以下となります。

<特定名称酒8種類>

・純米大吟醸酒
・大吟醸酒
・純米吟醸酒
・吟醸酒
・特別純米酒
・純米酒
・特別本醸造酒
・本醸造酒

アルコール添加の有無により
「純米」と「吟醸・本醸造」に分類されます。

アルコール無添加なのが「純米」
アルコール添加しているのが「吟醸・本醸造」です。

「純米」はお米を発酵させてアルコールを作るのに対し、
「吟醸・本醸造」は醸造アルコールを入れます。
それぞれにメリットがあり
どちらが良い、というものではありません。

※醸造アルコールとは
食用に用いられるアルコールで、
サトウキビなどの絞り巣を発酵させて
作った蒸留酒です。

さらに精米の歩合率で「大吟醸」「吟醸」が付けられます。
本醸造:玄米を3割削ったもの
吟醸:玄米を4割削ったもの
大吟醸:玄米を5割以上削ったもの

図にするとこんな感じです。
混乱してきましたか?

筆者も???となりながら勉強しました。
最初はなんとなくで大丈夫ですよ!

以下で詳しく見ていきましょう。

純米

〈原料〉米 米麹 水

・純米酒

純米酒は精米歩合による規定の無い
日本古来のお酒です。

純米醸造酒ともいわれ、濃厚なものが多いです。
原料米の精白度の高低により味に違いが表れ、
固有の香味と良好な色沢を味わうことが出来ます。

・純米吟醸酒

原料米の精米歩合が60パーセント以下
と決められている吟醸酒です。
(※外側40パーセントのお米を削り、精米歩合を
60パーセント以下にすることを示します)

純米吟醸酒は、特別純米酒と
同じ精米歩合が義務づけられています。

こちらは酒質に差が無く、
固有の色味と色沢が良好です。

・純米大吟醸酒

原料米の精米歩合が50パーセント以下
決められている吟醸造りを指します。
(※外側50パーセントのお米を削り、精米歩合を
50パーセント以下にすることを示します)

価格的には高めで、
固有の香味と色沢が特に良好です。

・特別純米酒

原料米の精米歩合が60パーセント以下
と決められている、吟醸酒です。
(※外側40パーセント以上のお米を削り、精米歩合を
60パーセント以下にすることを示します)

特別な製造方法であることもあり、
純米酒の原材料の種類により酒質に違いが出ます。

吟醸

〈原料〉米 米麹 水 醸造アルコール

・吟醸酒

原料米の精米歩合は60パーセント以下、
こちらも固有の香味と色沢は良好です。

精米歩合が大吟醸とは異なりますが、
それ以外の共通点は多いです。

・大吟醸酒

原料米の精米歩合が50パーセント以下の吟醸造りです。
固有の香味と色沢が良好なものです。

アルコールの添加は、
発酵中の酵母に影響を与え
うまい酒造りを行うためのもの。
その量は少なめです。

本醸造

〈原料〉米 米麹 水 醸造アルコール

・本醸造酒
原料米の精米歩合は70パーセント以下。
原料米1トンあたりにつき、
120リットル以下のアルコールを添加したお酒です。

・特別本醸造酒

原料米の精米歩合は
本醸造より低い60パーセント以下
となっています。

アルコールの添加がよく分かるものも多く、
香味と色沢は特に良好です。


さらに4タイプ分類

「香りの高い・薄い」「味の濃い・淡い」
という尺度で分類すると、4種類になります。

・薫酒(くんしゅ)

精米歩合を高めたお酒で
その名の通り香り高いものです。
比較的お値段も張るものが多く、
甘い辛いは様々あります。

果物やハーブの香りが広がる澄んだ味と、
苦味と旨みの少ないスッキリとした呑み口が特徴です。

日本酒の種類で上げると、
純米大吟醸大吟醸純米吟醸吟醸などです。

冷やし過ぎはNGですが
冷酒でいただくのがおすすめです。

薫りが高いので、飲むタイミングとしては
食前酒に向いています。

・爽酒(そうしゅ)

爽やかな印象の口当たりのやわらかいお酒です。
生酒や本醸造酒、普通酒、吟醸が当てはまります。

香りは少なく、軽やかな味わいで、
夏に冷やして呑むとフレッシュに頂けます。

酸味と苦味が少ないのも特徴です。

白身魚や野菜を使った料理や蒸し料理など、
様々な料理との相性がいいのも嬉しいですね。

さっぱりとしたお酒なので
合わせるおつまみはさっぱりしたものがおすすめ。
油っこい料理とは合わないので注意しましょう。

おつまみに関してはこちらもご覧ください♪

日本酒おすすめおつまみランキング<通販編>家飲みに!

・醇酒(じゅんしゅ)

果物系の香りは少ないですが、
豊かで落ち着いた香りのある
日本古来の製法で造られたお酒です。

芳醇でコクがあるのが特徴です。

精米歩合が低かったり、
無濾過原酒などに多いですね。

乳酸菌が自然に増殖するまで待つ製造方法で造られ
「生酛」や「山廃」と呼ばれる種類があります。
自然に酵母を増やすので力強いお酒になります。

温度によって味わいが変わるので色々と楽しめますが
温めて呑むと、旨味がさらに引き立ちますのでおすすめ。

4つのお酒のうち、一番食中に飲むお酒として
おすすめ
で、肉料理や味の濃い料理によく合います。
乳製品を使った料理とのマリアージュも抜群です。

・熟酒(じゅくしゅ)

何年も寝かせることで熟成させた日本酒のことです。
古酒秘蔵酒のことを指します。

長期熟成させているため、
成分の酸化、分解により
淡黄色や褐色に色づいています。

とろっとしていたり、苦味と旨味が強く
独特で濃厚な味わいです。

好みは分かれるので、熟練者向き。

個性的な味なので、合わせる料理を選ぶ必要があります。
基本的には味の濃い料理や、油を多く使った料理に
よく合います。

日本酒初心者の方はこの記事もご覧ください!

日本酒初心者におすすめ!基本の見分け方・飲み方・注意点!


生酒(なまざけ)とは?

爽酒の項目で出てきましたが、
日本酒には、生酒といわれるものがあります。

通常日本酒は、腐敗や劣化を防ぐため
60度前後で加熱をします。
これを「火入れ」といいます。

生酒は、この「火入れ」を一度も行っていない酒です。

火入れがされていないため、劣化も早いのが特徴です。
同時に、生酒は新鮮さが重要なため、
酒屋やスーパーに並ぶことはまずありません。

その地元でしか手に入らないのが、
生酒の特徴です。

フレッシュで爽やかな呑み口で、
日本酒が苦手な方にもおすすめです。

冬から早春にかけて手に入れることが出来ます。
保存は必ず冷蔵、遮光も必要となります。

日本酒が苦手な方は
まずスパークリングを飲んでみるといいですよ♪
イメージが激変します!

スパークリング日本酒は3種類!美味しいスパークリングをもっと楽しもう♪


お酒の旬とは?

食べ物には、季節により美味しく頂ける
「旬」の時期がありますよね。

日本酒は火入れをされ、
さらに現代の保存方法などにより
通年でも味の変化しないお酒も多く存在します。

果たしてお酒には旬はあるのでしょうか?

その答えは・・・あります!!!

お酒の旬は、「季節」というよりは、
飲み方や、気候や、作られた時期を狙って
飲むという感じでしょうか。

それではご説明していきます。

「しぼりたて・新酒」できたての日本酒を

しぼりたても新酒も、できたての日本酒を指します。
日本酒は、秋にお米を収穫して
冬から早春にかけて造られるのが一般的です。

お酒造りが始まって最初に出てくるのが新酒。
10月ごろから出回り出し、3月ごろまで
いただくことができます。

出来たてのお酒は、発酵や熟成が進んでおらず
フレッシュ。みずみずしい日本酒を楽しめます。

上記の生酒と同様、冷蔵庫でも
長期保存には向かないのが新酒の特徴です。

立春の朝に搾ったお酒が瓶に詰められ即日販売される
新鮮この上ない「立春朝搾り」。
そして、にごり酒もこの時期には多いですね。

また瓶の中で、
発酵がシュワシュワと進んでいる
炭酸感を味わえる日本酒もこの時期だけです。

若々しくライトな呑み口で
希少な日本酒を味わいたい方には、
新酒の季節が旬となるでしょう。

桜の季節は「花見酒」

春は三寒四温で肌寒い季節ですが、
お酒を持ち出して花見やバーベキューを
楽しむ方も多い季節ですよね。

この時期のお酒は、「春酒」「花見酒」とも
呼ばれます。

お花見とともにいただく日本酒は
また格別ですよね。

桜は一年でたった数週間しか楽しめないからこそ
この時期の花見酒が美味しいのかもしれません。
常温でも美味しく呑めるのが嬉しいお酒ですね。

夏には辛口の「夏吟醸」を

夏と言ったらビールに枝豆!なイメージですが
ぜひ日本酒も楽しみたい季節です。

「夏吟醸」はその名の通り、夏の吟醸酒です。
寒中に仕込んだ吟醸酒を氷温貯蔵、
初夏に数量限定で出荷する酒蔵も。

日本の暑く蒸し暑い夏に
さっぱりと呑むことが出来ます。

スッキリと辛口で、
暑い夏にロックや、キンキンに冷やして
呑むのが最高ですよ。
場合によりアルコール度数を下げてある
夏吟醸もあります。

ビールに負けない、清涼感のある喉ごしを
夏吟で味わってみてはいかがでしょうか?

秋はひやおろしの季節

「ひやおろし」「秋あがり」が出てくるのが秋の季節。
「ひやおろし」とは、春先の新酒に火入れ、冷蔵貯蔵し
秋に冷やのまま卸したお酒のことです。

夏を越え熟成され、味が整い、美味しくなる。
秋になり味が上がることを「秋あがり」といいます。

穏やかで落ち着いた香りと濃醇な味わいが特長で、
秋の味覚との相性が抜群です。

春先の新酒にもファンが多いですが、
この「ひやおろし」がイチ押しの日本酒
という方も多いですよ。

好みにより旬の時期はいろいろ

年間通じて日本酒は流通していますが、
やはり季節により味わいや商品は違います。

どんな味が好みか?
どのようなシチュエーションで呑むのか?

いろいろと楽しみながら
あなたの「旬 」を見つけてみてはいかがでしょうか?


まとめ

いかがでしたか?
日本酒の種類や違いについて
お分りいただけましたでしょうか?

「日本酒はよく分からなくて」
「日本酒って飲みにくそう」

そんな気持ちが
少しは解消されたら嬉しいです。

今ではお店にもスーパーにも、
たくさんの種類の日本酒がありますから
気軽に呑めるようになって来たかと思います。
さらに蔵元を訪れれば、普段呑めないような
新鮮なお酒を味わうことも出来ます。

日本酒は奥が深く、
味わいもアルコール度数も様々です。
いろいろと試していくうちに
きっとあなた好みの日本酒が見つかります。

季節の移ろいや、お料理とともに、
ぜひ色々な種類の日本酒を楽しんでみてくださいね。

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