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日本酒を熱燗でキュッとやると、体が温まって、
張り詰めていた緊張感がほぐれる感じがしますよね!
日本酒の熱燗は冬だけではなく、オールシーズン
おすすめ飲み方です。

筆者は、長時間クーラーの下で働いた後
仕事の緊張感をゆるめ、体を温める夏の熱燗が
大好きです。
一度覚えるとクセになりますよ!

もちろん桜や紅葉をつまみに飲むのもおすすめ。

そんな日本酒の熱燗ですがおうちでの作り方が
わからないという方に朗報です。
セルフ熱燗の作り方は意外に簡単なんです!

お気に入りの日本酒で、あなたも美味しい
熱燗を作りましょう!

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熱燗を飲む3つのメリット

熱燗を飲むことには3つのメリットがあります。

〈メリット1:味がよくなる〉

お酒を温めると、味がまろやかになり
甘みが強くなります。
常温で飲むよりさらに美味しくなる事が多いんです。

中には熱燗に向かないお酒もありますが、
熱燗も美味しく飲めるタイプの日本酒を
手に入れたら、是非試して欲しい飲み方です。
(以下項目でおすすめもご紹介します。)

常温の時の味わいと、
熱燗のときの味わいは変化が大きいので
両者を比べるのも楽しいですよ!

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〈メリット2:素早く酔って、さっと醒める〉

お酒を温めると、心地よく酔いが回ります。
「酔った」と自覚するタイミングが早くなり、
冷やで飲むより全体的なお酒の量が少なくなる

傾向があるそうです。

「熱燗だと二日酔いしない」説を唱える方もいますが、
実はお酒の量が減っているだけです。

でも満足感を得られ、
適量でやめることができるなら
それに越したことはありませんよね。

〈メリット3:体を温める効果がある〉

現代人はエアコンの普及に伴い、
環境によっては夏でも過剰に冷えた場所に
いることも多いもの。
女性だけでなく男性にも
冷え性は深刻な問題です。

どうせお酒を飲むのなら、
キンキンに冷えたものではなく
温かいお酒にすると、
体が温まり健康によい効果を得られます。


熱燗に適切な温度は?

通常の「熱燗」というと
だいたい50℃くらいが目安になります。
温度を細かく変えて楽しめるお酒は
世界でも日本酒だけ!
お好みやお酒の個性に合わせて
いろんな温度で飲んでみましょう!

飛び切り燗(55℃)
徳利を持つことはできますが、持った瞬間、
指がかなり熱く感じます。

熱燗(50℃)
徳利から湯気が見えます。手に持つと熱いと
感じる程度。

上燗(45℃)
徳利を持つとほんのり温かく、おちょこに
注ぐとき湯気が見えます。

ぬる燗(40℃)
徳利を持っても熱くは感じません。飲むと
自分の体温より少し温かいと感じます。

人肌燗(35℃)
人肌と言っても体温よりは少し低めです。
飲んだ感じはぬるさを感じる。

日向燗(30℃)
飲んでも熱さ、冷たさを感じません。

とても細かい名称がありますね。
とりあえず、熱燗は50℃を目安にしつつ
自分の好みの温度を見つけてみましょう。


美味しい熱燗を作るポイント!

〈湯煎の熱燗の作り方〉

湯煎は、一番オーソドックスで美味しく
熱燗を作れる方法です。

お湯さえ沸かしてしまえばそんなに手間もかからず
味わいも良いのでおすすめです!

1.徳利に酒を入れる
日本酒を徳利の9分目ぐらいまで注ぎましょう。
このとき口にラップをすると香りが逃げないので
おすすめです。

2.お鍋に沸かしたお湯が
80℃になったら徳利を入れる

お鍋のお湯の温度が80℃になったら徳利を
入れます。お鍋のお湯の量は徳利の首ぐらいが
ベストです。

3.おちょこを温める
お玉などで少しだけお湯をすくい、おちょこにお湯を
入れましょう。
1分ほどでお湯を捨てればおちょこもほんのり温かく、
熱燗の熱を逃しにくくなります。

4.液面が少し上がったら引き上げる
日本酒は50℃くらいになると液面が上がってきます。
徳利の口から液面をよく見て、タイミングを
はかってください。
わからないときは1~2分を目安に。

5.温度チェック
徳利の底に指を当ててみて、少し熱いと感じたら
できあがり!熱さを感じなかったら、もう少し
お湯につけて熱してくださいね。

〈直火燗の作り方〉

直火燗は、一度に大量の日本酒を
温めることができるので
アウトドアなどのシーンでは活躍します。
しかし、つい熱しすぎてアルコールが飛び、
多く味を損なってしまうケース
がありますので
気をつけてください。

初心者には少々難易度高めです。

1.小鍋に日本酒を入れる
雪平鍋など、手頃なサイズの小鍋に日本酒を入れましょう。

2.強火に掛けて20秒~30秒
沸騰する前、20秒~30秒で火から下ろしてください。

3.すぐに徳利や片口に移し替えましょう。
余熱が回らないうちに、直ぐに別の容器に移し替えて
できあがり!

〈蒸し燗の作り方〉

蒸し器で日本酒を温める方法です。
大きな蒸し器があれば、
一気に徳利を温める事が出来ますし、
比較的短時間で熱燗ができます。
味もいいので最近注目されていますよ。

ただ、徳利や片口が入る蒸し器を
持っている場合しかできないので、
一人暮らしの方には難しいかもしれませんね。

1.湯を沸かす
鍋に蒸籠をセットし7分目ほどの水を張って火に掛けます

2.沸騰したら素早く徳利を入れる
このとき徳利に温度計を入れておきましょう。

3.好みの温度になるまで待ちましょう。
コードのついた外部センサーつきなら蒸籠の蓋を
開けなくても飲み頃がわかります。

〈徳利がない場合・湯呑みを使う作り方も〉

徳利がおうちにない場合もあると思います。
その場合は、大きめの湯飲みにラップを掛けて
徳利代わりにすることが出来ますよ。

湯呑みの七分目ぐらいまでお酒を入れ、
80℃のお湯で2分ほど湯煎にすると
ちょうど良く仕上がります。

徳利は100均でも売っていますので、
熱燗が気に入ったら、買ってきてもいいですね!

〈レンジで熱燗の作り方〉

レンジはとても便利なのですが、
日本酒が均一に温まらないのが難点です。
その場合は少し高めの温度で温め、
15秒ほど冷やすと美味しくなりますよ。

1.片口(なければマグカップ)にお酒を入れる
片口というお酒の容器がある人は
片口を用意してください。
なければマグカップでも代用出来ます。

2.片口にふんわりラップをかける
びっちりと密閉してしまわず、ふんわりとしたかけ方が
コツです。
アルミホイルをレンジで加熱すると発火する恐れが
あるのでやめましょう。

3.ボウルに水を張っておく
片口とは別の容器(大きめのボウルなど)に水を張ります。
あとで片口ごと入れて冷やすためなので少し大きめのもの
がいいですね!

3.レンジの設定温度を目標の温度のプラス5℃に設定
50℃の熱燗を造りたいときは55℃に設定してください。
温度表示がないときは500wで約70秒前後が目安ですが、
お酒に触ったときの熱さで調整してください。
そして、レンジスタート!

4.片口ごと水につけて冷ましながら15秒ほど混ぜる
レンジから取り出したら、片口ごとボウルの水につけ
15秒ほど冷やします。
このとき、お酒をお箸などでゆっくりかき回してあげると
温度が均一になります。

〈レンジでワンカップ熱燗の作り方〉

ワンカップ日本酒もレンジを使えば
簡単に熱燗にできて便利です。
最近は色んなワンカップ日本酒が購入できるので
飲み比べも楽しいですね。

1.超重要!蓋を開け金属の中蓋を外す
電子レンジに金属を入れるのは危険です。
必ず金属の中蓋を外してください。
もし外さないでレンジにかけると
急激に温度が上がるため
瓶が破裂する危険があります。

2.瓶の口にラップをする
瓶の口にラップをふんわりかぶせましょう。

3.レンジは60秒まで
500wのレンジでワンカップ酒を温める場合、
瓶の強度を考えて60秒以内で温めてください。

4.ゆっくりと攪拌してできあがり
レンジから出したらゆっくりとかき混ぜれば
できあがりです。


熱燗におすすめの日本酒

熱燗にするとよりおいしさが際立つ日本酒には
タイプがあります。

〈おすすめは純米酒・特別純米酒〉

お酒を温めると、旨み、甘み、香りが
強く感じられるようになります。

熱燗にあまり向いていない日本酒を温めてしまうと
香りはボケがちになり、
甘みや旨みがクドく感じられることも。

おすすめは純米酒か特別純米酒の生酛、
山廃仕込みのもの。

昔ながらの製法で作られた生酛造り・山廃仕込みは
味が濃醇でどっしりしているので、温めると
じんわり沁みる美味な熱燗になること間違いなし。

こちらも参考にしてください
⇒日本酒初心者におすすめ!基本の見分け方・飲み方・注意点!

日本酒初心者におすすめ!基本の見分け方・飲み方・注意点!

〈好みの熱燗は自分の舌で探そう〉

たまに「吟醸酒は熱燗にしてはいけない」
などと言う人もいます。
しかし、日本酒をどう楽しむかは
その人の自由だと筆者は考えています。

実は吟醸酒の中でも酒造が熱燗を推奨している
お酒もあったりするんです。
日本酒の常識やセオリーも年々変わっていきますし、
酒造の方が新しい提案をしてくれることも
たくさんあります。

あまり難しく考えずに色んな方法を試しながら、
自分で味わってお気に入りを探すことが一番大切です♪


熱燗を愛する人へ、おすすめの道具!

熱燗の作り方や熱燗に合うお酒を紹介してきましたが
おうちで熱燗を楽しむのに便利な道具を紹介します。

熱燗好きの方へのプレゼントにもいいかもしれませんよ♪

〈酒燗計 人肌~飛切燗対応〉

湯煎の熱燗や蒸し燗を作るのに便利なアルコール用温度計です。
温度のだいたいの目安も書いてあるので使いやすいですね。
お値段も1000円前後なので1本あったら便利ですね♪

〈ミニかんすけ・匠(2014年版 新型)〉

卓上熱燗器です。
外側の木箱は持ち運び用。
中にセットする陶器にお湯を入れ、錫製のちろりという
熱燗用の容器を入れれば、熱燗になる優れものです。
それなりのお値段ですが、これがあると気楽に
熱燗が飲めますよ!


まとめ

いかがでしたか?
熱燗は作り方さえマスターしてしまえば
そんなにハードルの高い飲み物ではありません。

おうちで気軽にほっと一息つくのには
最高です。
気になる日本酒を手に入れたら
色んな温度で試して、
一番美味しいと感じる温度を
探してみるのもおすすめ!

あなたの快適なリラックスタイムのために、
是非参考にしてくださいね!

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