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猫の毛が抜けてホワホワとしていると
洋服や絨毯について掃除が大変ですよね。
撫でただけでも抜け毛が固まる時があります。

そうならないために、猫の体をブラッシングしてあげる
飼い主さんも多いと思いますが、
その適切な頻度はどのくらいなのでしょうか。

知っているようで知らない
猫のブラッシングについてまとめてみました!

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ブラッシングの効果

猫にブラッシングをすることの効果は以下の通りです。

・スキンシップ
・皮膚や被毛の健康を保つ
・毛球症の予防になる
・病気の早期発見になる
・抜け毛やフケ対策
・血行を良くして筋肉を強化してくれる
・ストレス解消
・暑さの調節

順番にみていきましょう!

・スキンシップ

猫同士がお互いのコミュニケーションを図る時に、
グルーミング(毛づくろい)をします。

基本的には親子、兄弟同士で見られることが多いです。
それが飼い主によるブラッシングも
同じ意味を持つので、ブラッシングをすることで
猫と飼い主のスキンシップをとることができます。

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・皮膚や被毛の健康を保つ

長毛種に関しては、毎日でもブラッシングをしてあげないと
毛の中に毛の塊ができてしまって大変なことになります。

また、高齢の猫は自分でグルーミングすることが
少なくなりますから、
飼い主が代わりにブラッシングをしてあげる必要があります。

実際に筆者が買っていた猫は
20歳まで生きてくれましたが、
歳をとるにつれ体も硬くなり
毛の中にいくつもの毛玉ができてしまっていました。

・毛球症の予防になる

毛球症は「もうきゅうしょう」と読みます。
毛球症とは、猫が毛づくろいをして飲み込んだ毛が
胃や腸などの消化管内にたまって排出されずにいることで
起こる病気のことです。

毛球は通常、口から吐いたり便として排出されるのですが
うまく排出されずに溜まってしまうことがあるのです。

長毛種や高齢猫はより毛球症になりやすいです。
これを防ぐためにも、
ブラッシングをしてあげましょう。

・病気の早期発見になる

ブラッシングをすると猫の体全体に触れるので
傷やイボなど、猫の皮膚の異常に
敏感に気づくことができます。

筆者が以前飼っていた猫は
何度か皮膚にイボができていることがあり
早く気づいたので、手術で取ってもらうことができました。

そういった意味でも、ブラッシングは
猫の健康に重要な役割がありますね。

・抜け毛やフケ対策

部屋や家具、洋服が抜け毛だらけになる苦労は
猫を飼った人なら誰もが経験していると思います。
猫アレルギーを持つ人には大変な状況です。

抜け毛を掃除することも大事ですが
部屋に抜け落ちる毛を減らしておくことも
掃除の手間を減らすポイントです。

・血行を良くしてくれる

ブラッシングをすると、皮膚が刺激されて血行が
よくなります。人間でいうヘッドマッサージ
みたいなものですね。


ブラッシングの適切な頻度

短毛種の猫はブラッシングなんてしなくていいと
言われてしまうこともありますが、前述の通り、
猫の健康にアンテナを立てておくためにも
ぜひやっていただきたいところ。

短毛種週に1回、長毛種の場合は、毛玉の塊が
出来やすいので1日1回が目安です。

ブラッシングを始めると、梳かしても梳かしても
毛が取れるので、一生懸命やりがちですが
やりすぎるとハゲるのでやりすぎ注意です。

ブラッシングのタイミング

基本的には猫がリラックスしているときに行いましょう。
膝に乗ってくる猫ちゃんであれば、その時に行うと良いです。
そのような習慣がない場合は、例えばご飯の後や寝ている時など
リラックスしている時が嫌がりにくく、チャンスですね。


猫用ブラシの種類

ペットショップに行くと色々なブラシが売っています。
形も素材も値段も様々で、
何を選んでいいかわからないですよね。

そこで、ここではブラシの種類についてを
ご説明していきたいと思います。

獣毛ブラシ

豚の毛や猪の毛でできているブラシで
被毛全体の汚れを落とし、獣毛からにじみ出る油分で
猫の毛にも艶が出てきます。

長毛種には硬めのブラシを、
短毛種には柔らかめのブラシがおすすめです。

この方は仕上げにも使っているようです。

スリッカーブラシ

トリマーさんが主に使うのがスリッカーブラシ。
針金状のブラシで、触ってみるとちょっと痛いです。
硬いブラシなので、抜け毛やもつれ毛を
たくさん取ることができますが、
皮膚を傷つけやすいブラシでもあるので
使い方には注意が必要です。

ブラシ自体にも硬めのものと、
柔らかめのものがありますので
トリマーさんでもない限り、柔らかいものを選びましょう。

こんな風に優しくやってあげるといいですね!

ピンブラシ

ピンブラシはブラシの先が丸くなっているので
猫の皮膚や毛を傷つけません。
主に長毛種に使う猫用ブラシですが、
短毛種に使っても大丈夫です。
人間のブラシと似ているので使いやすく安心です。
長毛種の場合はピンブラシかスリッカーブラシの
どちらかは持っていた方が良いでしょう。

ラバーブラシ

ゴム製の柔らかいブラシで、
猫の皮膚を傷つけることなく
浮いた毛をたくさん絡めとることができます。

ブラシに溜まった毛も取り除きやすく
洗うことができるので
メンテナンスが楽なブラシです。
短毛種向きで、長毛種には不向きです。

扱いやすそうなブラシではありますが
簡単にごっそりと毛が取れるので
やりすぎてハゲてしまうという声も多々あります。

使うときは、毛の生え方に沿って
毛の表面だけブラッシングすると良いです。

コーム

薄い板状態になっているクシで
ブラッシング後の仕上げに、
毛並みを揃えるために使われます。
長毛種でも短毛種でもあると便利なブラシですね。


ブラッシングのポイント

ブラッシングを嫌がる猫ちゃんも多いですよね。
スムーズにブラッシングをさせてもらえるよう
いくつかポイントを説明していきますね。

①ブラッシングの時間は3分程度

ブラッシングが好きな猫なら良いのですが
大体の猫は、あまり長い時間ブラッシングをしていると
イライラし出します。笑
チャチャッと毎日やってあげる方が
猫ちゃんの気が散らなくて良いでしょう。

②ブラシは毛の流れに沿って動かす

人間も毛に逆らってブラシをしたら痛いですよね。
猫も同じです。基本的にはブラシは
毛の流れに沿って動かします。

③頭の後ろや首、背中のあたりからスタート

顎の下や頭・首・背中のあたりは
猫がそのままの格好でブラッシングできるので
ブラッシング嫌いな猫でも比較的やりやすいです。

猫自身も痒がるところなので
割と機嫌よくやらせてくれます。

④機嫌が良ければ腰やしっぽも

しっぽのあたりは触ると嫌がる猫が
多いのではないでしょうか。

背中や首回りをやってまだ
ブラッシングを続けられそうなら、
しっぽのあたりもささっと済ませましょう。

⑤リラックスしていればお腹へ

お腹のブラッシングは最難関ではないでしょうか。
本来は一番触らせたくないところですから
お腹のブラッシングはご機嫌な時にしかできません。
長毛種だとつい一生懸命ブラッシングしがちなのですが
怒られないように、優しく手短に済ませましょう。


ブラッシングのやり方

毛玉ができていたら・・・

長毛種の猫だと、毛の中に毛玉ができてしまうことは多々あります。
こうなると、毛が絡み合ってブラシがスムーズに通りません。

毛玉をほぐす際は、まず毛の根元を片方の手で持ち
指でほぐしてみます。
猫の皮膚を引っ張らないよう
注意してあげてください。
ほぐれ始めたら、櫛を入れてほぐしてみます。

もう手でほぐれるレベルじゃない!という毛玉もあります。
そういった場合は、毛玉に向かってタテに十字にハサミを入れます。

(筆者はこの方法を知らなくて
根元から切り落とそうとしていたのですが
猫が動いたりして、誤って皮膚に
傷をつけてしまうと大変危険です。)

切った毛を少しずつ手でほぐして、
ほぐれて来たらクシも入れていきます。

しつこいようですが、
猫の肌を引っ張らないように気をつけましょう。
ブラッシングに嫌なイメージを持つと、
以後ブラッシングさせてくれなくなります。

毛玉がたくさんできてしまっていて
とても1つずつ対処できないという場合
バリカンという手もあります。

かえってハサミより安全な気もします。

特に長毛種だと、バリカンで全身の毛の長さを
調節してしまう飼い主さんも多いです。
かわいそう!と思うかもしれませんが
猫の毛球症予防にも効果がありますし
日本の暑い夏では猫の体温調節を助けるためにも
有効な手段と言えます。


嫌がった時にどうするか

筆者が以前飼っていた猫は
短い間ならばブラッシングをさせてくれる
温厚な性格でしたが、
今家族が買っている猫はブラッシングが大嫌いで
鬼のように怒ります。笑

嫌がる時は無理にしないほうがいいですね。
頭や首回りなど、嫌がらない場所だけささっとして
毎日慣れさせていきましょう。

ブラッシングをさせてくれたらおやつをあげる、
というのも良い印象がつくのでいいですよ!


まとめ

いかがでしたか?
猫ちゃんへのブラッシング、
正しくできそうでしょうか。

短毛種の猫であれば難しくありませんが
長毛種だと本当に大変ですよね。笑

少しずつでも、毎日ブラッシングしてあげましょう!

参考になれば嬉しいです。


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