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猫を触っていて、毛の中に固まっている部分を
見つけたことはありますか?

この毛が固まる現象は、
短毛種にはあまりみられませんが
長毛種だとよく見受けられるものです。

筆者が飼っていた猫は
特別長毛種ではありませんでしたが
少し毛が長めだったので、やはり毛のかたまりを
発見することがありました。

毛の固まった部分を見つけて
心配している飼い主さんのために
この記事では、猫の毛のかたまりについて、
固まる原因や対処法などを
解説していきたいと思います。

それでは、どうぞ!

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猫の毛が固まるのはどうして?

毛のかたまりはフェルトのようで
その症状は毛割れともいわれるそうです。
これを見つけてほぐそうと思っても
なかなかほぐれません。

そもそもなんで毛は固まってしまうのでしょうか?
その理由は、抜け毛がスムーズに身体から離れず、
毛と毛の間でからまってしまうためです。

では、なぜ向けげがスムーズに
体から離れないのか??ですが、

例えば、服を着せていたり、首輪をずっと
着けたままだったりすると
服や首輪の下の毛が擦れてもつれ、固まってしまいます。

また、ブラッシングしないでシャンプーをしたり、
シャンプーの後、毛を乾かしてブラッシングしないと
毛が絡んで毛が固まりやすくなります。

また、猫の皮膚にはアポクリン汗腺というものがあり、
ここから出る分泌分は油性です、
ですからシャンプーをしないとこの油分が蓄積し
汚れをつけやすく、毛と毛をからみやすくします。

その上で、猫の直接的な理由には
以下のものがあります。

①高齢猫でグルーミングをしなくなった
②グルーミングが追いつかない
③口の中に炎症がある

という3つの原因があります。

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※グルーミングとは?

グルーミングとは、猫の毛づくろいのこと
体を舐めたり顔を洗ったりしていますよね。
猫の舌は小さな突起がたくさんついていて
舐められるとザラザラします。
この突起がクシの役割となって
毛づくろいをすることで毛を梳かしています。

グルーミングには以下の目的があります。

・皮膚の清潔を保つ
・皮膚の血流を促進する
・体温調節をする
・気持ちを落ち着かせる
・自分のニオイを消す

①高齢猫でグルーミングをしなくなった

グルーミングはブラッシングと同じ役割で
毛を梳かしたり汚れを落としたりしてくれます。

猫は、暇さえあれば体の柔らかさを生かして
いろんな体制でグルーミングをします。
しかし歳をとるにつれて体の柔軟性が低下し、
グルーミングできる部分が減っていきます。

それと同時に、グルーミングの頻度も減りますので
どうしても汚れが蓄積しやすく
毛のかたまりができやすくなります。

実際に筆者が20年暮らしを共にした猫は
15歳くらいまでは全くその兆候はありませんでしたが
それ以降はだんだん毛のかたまりを見るようになりました。

②グルーミングが追いつかない

高齢猫でなくても、長毛種であれば若くても
毛のかたまりができます。

実際に筆者の家族が買っている
チンチラゴールデン♂1歳は、すでに
毛のかたまりができていて大変です。汗

もちろん猫自身も自分でグルーミングしますが
毛が長くて多いため、追いつかないようです。

長毛種であれば毎日のブラッシングは
欠かせませんね。

このチンチラゴールデン♂1歳は
ブラッシングもすごく嫌がるので
なかなか大変です・・・

ブラッシングに関してはこちらで解説しています!

③口の中に炎症がある

高齢猫でよくあることではありますが
口の中に炎症がある場合も
痛いのでグルーミングができません。

唾液もネバネバしてしまうので
グルーミングをしても
毛もベタついてしまうのです。

腎不全などの病気かも

内臓疾患を抱えている猫も、
毛のかたまりがみられます。
特に腎不全にかかり、脱水を起こしている猫には
頻繁に毛のかたまりができます。

腎不全は高齢猫にとても多い病気なのですが
実際に筆者が飼っていた20歳の猫は、
腎不全で、この毛のかたまりもよくみられました。


毛が固まってしまったときは

毛が固まってしまいどうしようもない場合
放置して置くとどんどん悪化します。

信じられませんが、
長毛種で何年も毛のかたまりを放置すると
こんな風になってしまうようです。

毛のかたまりを放っておくと
毛のかたまりの下で皮膚が炎症を起こしたりもします。

気づいた段階で、毛のかたまりが
小さいうちに取り除くのが望ましいですね。

しかし、大きな毛のかたまりができてしまい
ブラシでほぐすのも難しい場合は
もう切り落とすしかありません。

一番手っ取り早いのは、ハサミで切ること。

ただし、猫の皮膚はよく伸び
毛と皮膚の境がわかりにくいので
誤って肌を傷つけないように注意する必要があります。

もし、毛のかたまりの大きさも小さく、
トリマーさんや獣医さんに頼むほどでもない
という場合のみ、ハサミを使用しましょう。

さて、ハサミで毛のかたまりを除去する場合ですが
毛のかたまりに向かってタテに十字にハサミを入れます。
これでできるだけかたまりをとって、手でほぐして
クシを使ってほぐす、という方法です。

これがダメなら、次の手はバリカンです。

長毛種を飼っている飼い主さんの中では
暑さ対策や毛のかたまり・毛球症対策で
もともと毛を短く刈っている猫も増えてますね。

このような、ペット用のバリカンが
今はたくさん売られていますよ。
個人で使用している方も多いです。

嫌がる猫も多いと思いますが、
↑のバリカンは音も静か目なのでおすすめです。

下手にハサミで処理するより
安全かもしれません。

こんな感じです!
猫さえじっとしてくれれば
できそうですよね!

実際に筆者の家族が飼っている
チンチラゴールデンも刈られています。


日常的にしてあげたいこと

ブラッシンング

長毛種は特に、毎日のブラッシングが必要です。
毛のかたまりを防ぐ以外にも、
猫が毛づくろいで飲み込んだ毛が内臓に
溜まってしまう毛球症という病気も予防できます。

10歳以上の高齢猫にもブラッシングは
マメにしてあげましょう。
自分では難しくなったグルーミングを
手伝ってあげることになります。

シャンプー


シャンプーで定期的に汚れや脂を落とすことで
毛のかたまりができにくくなります。

短毛種なら半年に1回、
長毛種なら月に1回はしたいところです。

ただし、よくブラッシングをした後に
シャンプーしましょう。

また、乾かした後も必ずブラッシングで毛を整えましょう。

これを怠ると毛のかたまりができて
より大変なことになります。

蒸しタオルでふく

高齢猫の場合には、頻繁なシャンプーが
体の負担にもなりますし
冬場などは風邪を引かせる危険があり
あまりお勧めできません。

シャンプーの代わりに、
蒸したタオルで拭いてあげるだけでも
毛の表面の汚れを取ってあげられます。

蒸しタオルで拭いた後にも
ブラッシングをしてあげると尚良いですね。

ドライシャンプー

猫がお風呂が大嫌いだったり高齢だったりして
どうしても水を使ってのシャンプーが難しい場合
ドライシャンプーというものがあります。

水を使わない拭き取りタイプの泡シャンプーで
洗い流す必要がありません。

↓こちらは無香料・天然成分100%なので
おすすめですよ!


まとめ

いかがでしたか?
猫の毛のかたまりについて
なぜ固まってしまうのか、対処方法は
おわかりいただけましたでしょうか。

毛のかたまりは猫にとってもストレスになりますから
大きくならないうちに対処をするのと
日頃のブラッシングが何より大切です。

長毛種でシャンプーが大変な猫は
ぜひバリカンで全身を短めにカットすることも
考えてみてくださいね。

参考になると嬉しいです。

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