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を抱っこした後の自分の服や、猫がくつろいでいたソファー、気が付くと猫の抜け毛だらけになっていませんか?

時には飼い主さんのご飯の中に入っている、なんて事も。

こまめに掃除していても至る所から猫の抜け毛が現れて、キリがないですよね。

今回は、猫の抜け毛の原因や対策方法、効果的な掃除の仕方について解説します。

猫には必ず抜け毛が増える時期がある

猫には毛の生え変わりの時期、いわゆる換毛期があります。

換毛期は、春(3月頃)と秋(10月頃)の2回。

暖かい季節は通気性が良くなるよう「密度が低く硬め」の毛に、寒い季節は保温効果が高まるよう「密集したフワフワな毛」に生え変わるようになっています。

人間でいう「衣替え」と同じですね。

この換毛期には、どうしても抜け毛が増えてしまいます。

猫もストレスを感じると毛が抜ける

猫はグルーミング(自分の体を舐めて毛づくろい)をします。グルーミングには心を落ち着かせてストレスを解消する効果があります。

しかし、あまりにも大きなストレスを感じていたりストレスの原因が排除されない状態が続くと、グルーミングが過剰になってしまい、結果として毛が沢山抜ける事になります。

異常なまでに舐め続けていたり毛を噛み千切るようにグルーミングをしていたら要注意。

また、単純にストレスを感じる事で血行が悪くなり、皮膚環境の悪化によって抜け毛が増えてしまう場合もあります。

猫の毛が部分的に抜けている場合は病気の可能性

体の一部だけ毛が抜け落ちている場合は以下のような皮膚病の可能性があります。

  • 疥癬(ヒゼンダニ症) ※顔や耳の淵の抜け毛が多い
  • 食物アレルギー ※額、目の上の抜け毛が多い
  • アレルギー性皮膚炎(ノミ、ダニ) ※首から背中、しっぽの周りの抜け毛が多い

同じところをずっと掻いたり噛んだりしているなら皮膚に何らかの異常がある可能性が高いです。

皮膚病の場合は抜け毛以外にも皮膚が炎症を起こしていたり、発疹を併発している事が多いでしょう。

また、皮膚病以外にも糖尿病や腎臓病で毛が抜ける事があります。こちらも、皮膚病と同様に脱毛以外にも症状があるはずなので、普段から猫の様子を観察してすぐ異変に気付けるようにしましょう。

猫の抜け毛対策で普段からできる3つの方法

抜け毛の原因が病気の可能性が高い場合は病院に連れて行く事しかできませんが、

原因が病気でなければ以下の抜け毛対策が効果的ですので、実践しましょう。

1、定期的なブラッシング

一番の抜け毛対策はブラッシングです。毛が抜け落ちて部屋や服を毛だらけにしてしまう前に、余分な毛を取り除く事ができます。

頻度の目安としては、短毛種は週に2~3回、長毛種は1日2回。

普通にブラッシングすると毛が舞ってしまいますので、ブラッシング前に濡れタオルやブラッシングスプレーで猫の毛を軽く濡らして、毛を舞いにくくしておくと良いでしょう。

ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、皮膚の血行を良くしたり皮膚病に気付くきっかけにもなりますので、ブラッシング嫌いな猫にならないよう、子猫のうちから慣れさせて下さいね。

2、換毛期中のシャンプー

猫は習性上グルーミングによって体臭が少ない状態が保たれている為、シャンプーをする必要はないといわれていますが、換毛期に入ったら1回はシャンプーをしてあげるとかなり抜け毛を取り除く事ができます。

ただし、大抵の猫はシャンプー(水に濡れる事)をストレスに感じますので、シャンプーをする場合は素早く終わらせるよう心掛けましょう。シャンプーにかける時間としては10分~15分が理想です。

3、ストレス要因の解消

猫はとても繊細な生き物で、些細な事でストレスを感じます。

猫のストレスの要因としては以下のようなものがあげられます。

  • 引っ越しや模様替えによる環境の変化
  • 電化製品の騒音
  • 暑さ、寒さ
  • 香水等のキツイ臭い
  • 触り過ぎ等過剰なスキンシップ

これらは飼い主さんの配慮によって軽減する事ができます。

できるだけストレスの要因を解消してあげましょう。

猫の抜け毛を掃除するための効果的な方法

どんなにしっかりと対策をしても猫の抜け毛をゼロにする事はできません。

猫の抜け毛掃除の効果的な方法をご紹介しますので、是非試してみて下さい。

フローリングで掃除機を使う時のポイント

フローリングにおける猫の抜け毛掃除は掃除機で十分ですが、普通に掃除機をかけると、掃除機の排気(後ろから出る風)で床に落ちている猫の抜け毛が舞い上がる為、掃除機をかけたはずの場所に再び毛が落ちてしまいます。

あらかじめドライタイプのフローリングワイパーで猫の毛をある程度固めておき、排気口を地面から離す為に本体を持ち上げながら掃除機をかけると、毛が舞い上がりにくくなりますよ。

カーペットや絨毯には粘着シートと軍手

カーペットや絨毯の猫の抜け毛掃除には、掃除機よりも軍手(手のひら部分にゴムの滑り止めが付いているもの)とコロコロ(粘着シート)の併用がお勧めです。

「軍手なんてどうやって使うの?」「コロコロでだけで十分」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は軍手でカーペットを撫でるだけで毛がまとまって簡単に取れるのです。

そしてコロコロについてはカーペットや絨毯のような面積が大きい場所への単独使用は効率が悪くお勧めできません。

理由は、コロコロは一度に掃除できる面積が狭く、抜け毛等のゴミが多いところだと粘着力がすぐに無くなって何度もシートを剥がさないといけないからです。

まずは軍手で大まかに抜け毛を取り除き、仕上げとしてコロコロを使用する、という方法で効率良く綺麗に掃除ができますよ。

猫の抜け毛には日頃からのお手入れが大切

元々猫は抜け毛が多い生き物といわれていますし、換毛期も絶対に避けられません。

抜け毛の原因が病気の場合も、既に病気になってしまっているのであれば病院に連れて行き治療してもらうしかありません。

しかし、猫のストレス源の排除やブラッシング等、飼い主さんの配慮や努力によって抜け毛対策をする事は十分可能です。

特にブラッシングは大切な愛猫とスキンシップを取る大切な時間にもなりますので、こまめにやってあげましょうね。

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