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子猫プルプル震えているのを見たら寒いのか又は何かに怯えているのか心配になりますよね。

飼い主さんは子猫に起きている原因を取り除き安心させてあげたいでしょう。

実は子猫が震えているのにはいくつか原因があります。

その原因を知っていれば子猫の震えに直面しても適切に対処してあげることができますね。

ぜひこちらでご紹介している内容を子猫のために役立ててみてください。

それでは詳しく解説していきましょう。

子猫が震えるのは寒さではない!3つの原因とは

子猫が震えるといってもただ寒いなどの理由だけではありません。

震えが起こるのは主に3つの理由があるとされています。

震えにもそれぞれの原因と特徴があります。

中には重大な病気のサインを飼い主さんへ出している場合もありますので的確な判断が求められます。

子猫の体調の変化やサインを見逃さないためにもぜひ飼い主さんに知っておいて欲しいことをまとめました。

それでは解説していきますので参考にしてみてくださいね。

1、子猫ならではの生理的な震え

子猫が震える原因には病気の他に生理的な体の震えというのがあります。

その生理的な要因とは幼若や老化または夢をみている時などがあげられます。

タイプごとにまとめてある下記を参考にしてみて下さいね。

幼若による場合:

子猫はまだ体温調節が上手にできず低体温症を引き起こす場合があります。

成猫で問題ない温度でも子猫にするとまだ未熟なので自分で対処することが難しいのです。

老化による場合:

人間と同じく老化が進むと筋力が衰えます。

筋力低下により少しの動作で筋肉が震え出してしまいます。呼吸する動きや少しの距離を立ったり歩いたりするだけでも肢体が震えてしまいます。

また老化により体温調節もうまくできなくなるため犬ほど多くはありませんが低体温症による震えを起こしてしまうこともあります。

夢をみている場合:

夢をみている時に目や耳・お腹・肢体・口などがピクピクと動いて震えている場合があります。

ぐっすり寝ている状態から目が覚めれば震えは止まりますので一時的な症状といえます。

2、体調不良を訴えるための病的な震え

もっとも注意しなければならないのが体調不良による震えです。

猫は体調不良を隠す動物なので明らかな不調を飼い主さんに見せているならそれは重大な病気の兆候または強い痛みを伴っているかもしれません。

下記のどの場合も重篤な状態ですので動物病院で診てもらった方が良いでしょう。

病的な震えの原因について

  • 内臓疾患
  • 骨折
  • 外傷
  • 関節痛
  • 歯肉炎
  • 口内炎

などがあります。

これらの症状などによる強い痛みの場合触られたくないので拒絶し隠れる、またはうずくまったまま動かない、逆にうなり続けるなどの様子がみられます。

外傷の場合は患部を舐めたり内臓疾患の場合は食欲がないなどの症状も現れます。

その他重大な疾患を伴う要因について

・発熱:

感染症にかかり熱を出して体が震えます。

この場合免疫力の低い子猫は高熱を出している可能性もあります。

・脳疾患:

脳腫瘍や脳炎・てんかん発作や突発性てんかんなどにより突然意識が消失し手足の硬直とともに全身が震えます。発作症状は通常2〜3分で長くても5分以内にほぼ治ります。

その時は口から泡を吹いたり、よだれが垂れている状態や失禁することもあります。

・代謝性疾患:

低血糖、低カルシウム血症や尿毒症などの症状により脳へ影響を及ぼし体が震えます。

脳疾患と同様の震え方を起こします。震えから回復しても食欲不振や元気が無くなったりします。

・中毒:

何らかの原因で薬物中毒を起こしたり重金属中毒やキシリトール中毒により意識が消失し全身が震えます。

・衰弱による低体温症:

感染症や内臓疾患などの様々な要因で衰弱した時に低体温症となり全身が震えます。

・熱中症:

締め切った室内などの高温多湿な環境下で発症します。

軽度の症状では熱性痙攣を起こし呼吸が荒く苦しそうな呼吸を見せます。重度になると全身を震わせて意識消失します。

どれもかなり辛い状態ですね。

早急に対処が必要ですのでもしもの時はすぐに動物病院へ向かってくださいね。

3、ストレスや恐怖からの精神的な震え

猫はストレスを感じやすい動物です。主な要因としては自分以外の動物の存在や大きな物音、地震、刺激不足、においなどがあげられます。

これらの不安から体の震えが起こります。このような状態になっていたらできるだけ原因を突き止め解決してあげましょう。

1番安心できる存在は飼い主さんだけなので子猫の住みやすい環境づくりを提供してあげて下さいね。

子猫に見られる震え以外の姿勢や行動

震え以外に下記のような行動をとることもあります。

  • 頭を下げる
  • 這うように歩く
  • 四つん這いでしゃがみこむ
  • うなり声や鳴き声を出す
  • ヒゲと耳が後ろに倒れる

目を見開いて瞳孔も大きくなる

このような特徴が見られたら注意しましょう。

猫は警戒心の強い動物です。子猫が普通にうずくまって震えていることもありますが上記の特徴が見られたら何かに強いストレスを感じているかもしれません。

緊急性のある子猫の震えはこれ!

特に緊急性の高い震えについて下記にまとめました。当てはまる様子があれば直ちに動物病院に行くことをお勧めします。

  • 震え以外の症状も見られる
  • 1日に何度も意識のない発作的な震えが起こる
  • 5分以上意識のない発作的な震えが続く

もし季節が初夏から秋にかけての場合は熱中症の可能性もあります。熱中症は命の危険性が高いので発症から1時間以内に動物病院へ向かってください。

震えと併発して起こっている場合は迅速な対応が求められますので早急に受診しましょうね。

子猫が震えているときに飼い主がすべき事

子猫が震えている時にできる対処法をいくつかまとめてみました。

もしもの時のために覚えておくと役に立つ日が来るかもしれません。

ぜひ試してみて下さい。

震えているときの状況を観察する

動物病院へ受診した際に震えが起きた時の状況を問診されることが多いと思います。

まずは慌てず子猫の状況を観察しましょう。

観察するポイントは

  • 震えている時の意識レベル(声がけに反応するかなど)
  • 震えている部位
  • 震える継続時間(発作的な場合)
  • 震える頻度
  • 震えるタイミングや傾向

上記のポイントを押さえて観察しましょう。

そこまで余裕がない時は携帯で動画を撮影するのも得策です。

震え以外の症状はないか確認する

震え以外に他の症状が無いかもチェックしましょう。

  • 震え以外に猫がいつもの様子や顔つきなど変わりは無いか
  • 排泄物の量や便の状態に異変は無いか
  • エサの量や水の量などはいつも通りか
  • 部屋の中に吐物は無いか、ある場合は吐物の中に異物は無いか

などを意識的に観察して何かあれば動物病院を受診した際に獣医師へ伝えましょう。

問題が見られたら動物病院へ行く

子猫の震えといっても様々な病気や精神状態が考えられます。

どんな状態にあっても震えの症状が出ている場合はすぐに動物病院へ行くことがお勧めです。その際は落ち着いて子猫の様子を観察することも忘れずに行ってくださいね。

震えているが問題なさそうだと安易な判断は子猫の命のリスクを高めてしまうのでやめましょう。

ストレスなど目に見ないような結果で帰ってくることもあるかもしれませんが受診したことを無駄だったと思わず結果的に何もなくてよかったと思いましょう。

まとめ

子猫が震える原因には色々な理由があります。

子猫の急を要する時のためにもしっかりと対処法を覚え適切に対処してあげましょう。

かかりつけの動物病院を見つけておくと良いですね。そのためにはペット保険の加入や猫の定期健診などを受けて早期に発見できるような環境づくりも大切です。

子猫にとって助けてもらえる相手は飼い主さんしかいませんので子猫のサインを見逃さないように日頃から気をつけて見てあげくださいね。

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