この記事の所要時間: 541

猫の毛並み・毛艶は本当に美しくずっと撫でていたくなりますよね。猫も撫でられることが好きなことが多いので目を閉じてそのまま眠ってしまう姿が可愛いです。

そんな猫の毛並みや手艶は猫の体調を表すバロメーターになります。もし飼い猫の毛並み・毛艶が以前より悪くなっていると感じたらどこか異変があるのかもしれません。

飼い猫を観察するときのポイントをご紹介します。

猫の毛並みや毛艶は本来毛づくろいで保たれる!

猫は本来毛づくろい(セルフグルーミング)によって綺麗な毛並みを保っています。毛づくろいは毛並みをそろえるだけではなく、毛についた汚れを取り除くことや体温調節、セルフコントロールの役割もあります。

毛づくろいをすることで猫はお風呂に入らなくても綺麗な毛艶が保たれ、それが健康であることの証拠です。

そういえば以前に比べて毛並が悪くなってきた、と少しでも感じたらどこか調子が悪い可能性がありますので注意深く猫を観察しましょう。

猫の毛並み・毛艶が悪くなる5つの原因

本来は綺麗なはずの毛並みや毛艶が悪くなってきた場合には何か原因があります。

毛並み・毛艶が悪くなったと考えられる主な原因と対策をご紹介します。

1、栄養不足

毛並みや毛艶が悪くなる原因の一つに栄養不足が考えられます。人間も栄養が偏ってしまうと顔色が悪くなったり体調が悪くなっていきますよね。

食生活を改善することで次第に良くなることから、猫に関してもキャットフードや食生活を見直していくことで元の毛並みや毛艶に戻っていきます。

2、皮膚の乾燥

猫の毛がなんとなくボサボサであったり、フケが多く出ている場合は皮膚の乾燥が考えられます。猫は水分をあまりとらない動物ですので、綺麗な水を用意してあげて脱水症状に注意をして下さい。特に冬場は皮膚も乾燥しやすいために適切な湿度を保ってあげましょう。

3、口内の問題

口内炎等の口内トラブルが発生し、食欲が低下している可能性もあります。

人間も口内に痛みがあると食欲も半減しますよね。食事をあまりとることができないと栄養面での偏りはもちろん体力も低下してきます。違和感があれば獣医さんに診てもらいましょう。

4、風邪や病気

こじらせると厄介なのは風邪や病気です。風邪の場合は次第に良くなりますが、病気の場合は早期発見が望ましいので、普段と違うと少しでも感じたら獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

特に病気の場合は、急に毛並みや毛艶が悪くなっていきます。猫は体調が悪くてもその症状を隠す傾向にあるのですが、毛並みや毛艶に表れた場合は本当にどこかが悪いのでしょう。

5、老化

高齢猫の場合は単に老化現象の場合もあります。上記のような対策をしても改善しない場合は老化によって被毛まで栄養が行き渡らなくなっていることから、毛並みや毛艶が悪くなってしまっているのです。

猫の毛並み・毛艶が悪くなる主な病気

ふわふわでつやつやの毛並み・毛艶を持つ猫が、最近はなんとなくボサボサ、毛の向きもバラバラになっている場合は上記のような理由が原因であると紹介しました。

その中でも判断が難しい毛並み・毛艶が悪くなる病気についてもう少し詳しくご説明します。

寄生虫

ここでいう寄生虫とは、猫の体内に入り込んで腸内に住みつき栄養を奪ってしまう厄介な猫回虫です。下痢をしがちであったり食べる量に対して体重が減っている等の変化がある場合は注意が必要です。

急激に悪い変化が出ないので気づきにくいかもしれませんが、特に子猫の場合は発育不良にもつながってきますのでよく観察するようにしましょう。

慢性腎不全

青年期を過ぎた猫は、慢性肝不全にかかりやすくなってきます。最初の原因は、ウィルス感染や細菌症に感染してしまうことから徐々に肝臓が弱っていきます。

猫は肝臓が弱い動物のため影響を受けてしまうのです。

食欲不振や多飲多尿、毛づくろいをしなくなることも特徴です。次第に下痢や嘔吐、体重減少が見受けられ重症化すると死に至ることもあるほど怖い病気です。

甲状腺機能亢進症

この病気は甲状腺ホルモンの分泌に異常がみられ、興奮状態が続く症状が特徴です。

食欲があるのに体重が減る、嘔吐や下痢の症状があり、猫が以前よりも攻撃性が増した等変化がある場合は早めに獣医さんに診てもらうことをお勧めします。

慢性胃腸炎

食欲不振や嘔吐、下痢が続くことが特徴です。ウィルス感染や急性胃腸炎の回復が遅れたことによって引き起こされやすい病気です。

時には毛玉が胃の中で消化されずに残ってしまうことから発症する毛球症である場合もあります。

糸球体腎炎

しきゅうたいじんえんと呼ばれるこの病気は、肝臓にある糸球体の炎症によって引き起こされる免疫異常の病気です。尿中のたんぱく質が増加するためにタンパク尿が出ることも。

これにかかってしまうと体力の低下から毛並みや毛艶が失われていきます。さらに水分をたくさん取ることからむくみの症状も現れます。

判断が難しい病気になるため、毛並みや毛艶が悪くなり、いつもと違う様子だと感じたら早めに病院へ行きましょう。

猫の毛並み・毛艶を改善するためにやるべきこと

毛並みと毛艶が悪くなった原因が上記の理由ではない場合、どのようにして改善すればよいのでしょうか。ここでは飼い主さんが出来る対策をご紹介します。

1、食事の見直し

猫の健康面をもう一度見直してみましょう。キャットフードの栄養価をチェックしたり、複数のキャットフードを交互にあげてみたり。今は猫用のサプリメントも販売されていますので不足しがちな栄養素を与えてみることも良いかもしれませんね。

2、念入りなブラッシング

セルフグルーミングに加え、飼い主さんが猫用ブラシを使ってブラッシングをする方法もおすすめです。猫によって好き嫌いが分かれますので抵抗しない猫の場合はブラッシングによって血行改善ものぞめますよ。

3、寝床の見直し

見た目は汚れていなくても想像以上に不潔な環境になっていることもあります。こまめに寝床を掃除するなどして清潔な環境を整えてあげましょう。

不潔な環境で過ごしていると毛並みや毛艶が悪くなる原因となってしまいます。

まとめ

愛猫の毛並みや毛艶が悪くなった場合の考えられる理由や病気についてご紹介しました。

幸い病気ではなくても、健康状態のバロメーターであることには変わりがありません。

ちょっとでもおかしいなと感じた場合は早めに獣医さんに相談してみてくださいね。

幸い何も問題がない場合も飼い主さんが採ることのできる対策がありますので、心配しなくても元通りの綺麗な毛並みや毛艶に戻っていくことでしょう。

スポンサーリンク